小桜湯
 
【住所】 東京都足立区千住仲町27−13
【営業時間】 15:00〜24:00 
定休日】 第2、4月曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80 
【設備】 深超音波気泡風呂、浅気泡風呂、水風呂、サウナ
【最寄り駅】 JR常盤線・東京メトロ千代田線・日比谷線・東武鉄道伊勢崎線から徒歩12分
 


 黄金の銭湯地帯、北千住のぎりぎり界隈か。JRや東京メトロの北千住駅の西側、駅前から南へ続く商店街を南下、千住仲町交差点から墨堤通りを東へ100メートルほど行った北側。大きめのビルの1階に銭湯。男女の入口が建物の両端に離れていて、完全独立。前面の歩道が狭いので、気づかずどちらかから入ってしまうこともあるかも。丈の長めの暖簾、くぐるとベンチが1つぽつっと。横手にちょっとした階段、上がると下足場という、やや変わった造り。 

 引き戸を開けると、番台、そして脱衣所。天井はフラット、3枚羽根の天井型扇風機がぶら下がる。床はフローリングだが、全面を覆うようにゴザが敷かれている。中央にテーブルが置かれ、その周りに椅子。脱衣ロッカーは壁3面に、それぞれ縦2列づつだ。外壁側の脱衣ロッカーの上には横に長い鏡。その隣には大きな鏡。番台横手の脱衣ロッカーの上には、一面に常連用の洗面器他銭湯グッズ置場。そしてぶら下がり健康器。間仕切り壁側には身長系と大きなアナログ体重計。

 さて脱衣所へ。こちらの造りもちょっとユニーク。間仕切り壁側に洗い場のカラン、中央に島カラン1列。カラン数は間仕切り壁側6つ、島カラン両側5つづつ。浴槽は奥壁側から外壁側にかけて。この浴槽がなかなかすごい。深と浅だが、深の壁隅に岩と溶岩が組まれ、上からお湯がザーザーザー。流れ風呂のように、浅の浴槽へお湯が流れ込む。そして超音波気泡風呂、これが浴底からパイプのようなものが出ていて、それに付いた蛇口のようなところの真ん中からお湯が噴き出ているという見たことのないタイプ。蛇口を回すとお湯の量が調整できるようだ。深ではあるが、座り風呂仕様でもある。そして浅、こちらは横長で半分はブクブクの気泡湯だ。深の隣には水風呂。サウナは木の扉の奥のよう、なんかよくわかりづらい。もう1つサウナのような部屋があるが、故障中との貼り紙。

 そして銭湯アートだ。いやーすごいなぁ、これ。わたしゃ、見た瞬間、ここに来ることができたことを神様に感謝しましたよ、まじで。間仕切り壁一面、なんと昔のマンガキャラクターがずらりずらりとモザイクタイル絵。アトムでしょ、ウランでしょ、鉄人28号でしょ、オバQでしょ、遊星少年パピィでしょ・・・いやーすごいよこれ、すごすぎ。これだけでもすごいインパクトだが、奥壁一面の大きなモザイクタイル絵もなんかすごい。裸婦が2人が虹と月、女湯側にちょっと見えるのは、白鳥の湖のバレリーナ?のように見えるがしかし顔は男ちゃうんというような絵柄。いやー、これもなんかインパクト強い。それとおまけ、浴室入口上のガラス部分には海底と裸婦や人魚のすりガラス絵、それと浅の浴槽の底には大きな魚のモザイクタイル絵。

 いやーそれにしても、本当にすごいなぁ。予期しない展開に、もうお腹いっぱいだ。これだけ見どころの多い銭湯、そうそうない。百聞は一見にしかず、とはまさにこの銭湯にあるような言葉だろう。見てください、入ってください、お願いですから。悪いこと言わないから、すぐにね。

 

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