金春湯
 
【住所】 東京都中央区銀座8−7−5
【営業時間】 14:00〜22:00 
定休日】 日曜日、祝日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80 
【設備】 深、浅超音波気泡風呂
【最寄り駅】 JR山手線新橋駅から徒歩5分 
 


 こんなところに銭湯が!?第ン弾、銀座八丁目にさりげなく銭湯だ。かつて能役者の屋敷である金春屋敷がこの地にあった(金春湯HPによる)のが由来という屋号の銭湯、ビルの1階に位置する完全ビル型銭湯。注意して見ていないと通り過ぎてしまいそうだが、青バックに黄色い温泉マークが印象的な看板。オリジナルの暖簾のかかる入口を入ると、奥が長く何段かの石段になっており、飲料類の自販機が並ぶ。

 その奥に下足場、引き戸ではなくドアを開けると番台があり、脱衣所。こじんまりとしたビル型銭湯ではあるが、そこはまぎれもなく銭湯の空間だ。天井はなんと格天井で、3枚羽根の天井型扇風機がぶら下がる。床はきれいなフローリング。番台対面間仕切壁上には大きめの神棚。間仕切壁側、大きな鏡、その横と下側、たくさんの常連用ロッカー。これ、なかなか面白い光景だ。入口側と外壁側に脱衣ロッカー、中央に島ロッカー。

 浴室へ。こちらもこじんまりとした空間、そこにシンプルな浴室構成。浴室手前に洗い場のカラン、奥壁側に浴槽が2つ。両壁側にカラン5つづつ、間の島カラン両側4つづつシャワー無し。奥の壁側浴槽、深と浅の2層、浅には超音波気泡ジェットが2つ噴出している。

 そして銭湯アート。奥壁に鯉が乱れ泳ぎしているタイル絵、間仕切壁にどこの風景だろ?山々と木々、池に橋、乱舞する鳥類というタイル絵。ダブルのタイル絵だ。まさかこのロケーションでダブルタイル絵が楽しめるとは思っていなかった。ちょっとしたサプライズだ。

 銀座の繁華街に何気に佇む金春湯、サラリーマンの聖地の新橋にも近い。湯上り後は、当然のように飲み屋へ繰り出すのだ。いい感じです。

 

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