江北湯
 
【住所】 東京都足立区江北2−27−6
【営業時間】 15:00〜23:00  
定休日】 毎週金曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80
【設備】 深気泡風呂、浅超音波気泡風呂、薬風呂
【最寄り駅】 日暮里舎人ライナー高野駅から徒歩約7分
 


 日暮里舎人ライナーの高野駅から西へずんずん、300メートルほど先の広めの通りに出たらそこを北、150メートルほど行った先の通りを西、100メートルほど先の通りを北へすぐ。メートルが適当です。地図見て言ってます。もしかしたら江北駅の方がわかりやすいかも、南西へ通りをずーっと行けって600〜700メートルくらい?か。

 民家の間からニョキッと見える、ペンシル型の煙突にちょい萌え。細い通りから引っ込んだその奥、その佇まいに激萌え。破風屋根2段重ねの威風堂々な外観、玄関口両横の塀からは樹木がちょいと、それも左右非対称なのも特徴だ。その塀には、向かって右側にはコアラ、左側には富士山の絵柄が。富士山はそれらしいが、コアラはなんや。なんとも面白い。

 正面には丈の短い暖簾がかかり、くぐると下足場。正面にはキー仕様の新しめの下足箱、向かって右手には木札鍵の昔ながらの下足箱。中へ入ると、すぐに左手にフロント、そして半円形のようなスペースのロビー。脱衣所をそういう形で仕切ってフロント式にされており、工夫されているのが感じられる。そのロビーにはテーブルとイスがいくつか、正面にテレビ。飲料類の冷蔵庫、なんとその中には小芋や筍などの惣菜が販売されている・・・しかも安い・・・こりゃ驚いた・・・あっちゃっちゃ。

 そして脱衣所へと。先ほどのフロントにスペースを取られているとおり、間仕切り壁側が曲線のような造り。そこに沿って脱衣ロッカー、外壁側にも脱衣ロッカー。その脱衣ロッカー、100円リターン式のコインロッカーだ。銭湯では珍しいな。天井を見上げると、見事な折り上げ格天井。床はきれいなフローリング。中央には木のベンチ、脱衣所入口横手にもベンチ。その後ろ側には内庭、縁側。浴室入口上には、「洗湯由来」というのが掲げられており、なんと聖武天皇から始まる由緒書き。ちなみに聖武天皇、最初に変換すると商務天脳となった。なめとんか。

 それでは浴室へと入る。伝統的東京銭湯スタイル。天井は2段式、水色に塗られている。奥壁に出ましたねぇ〜出ましたよぉ〜、大きな富士山のペンキ絵だぁ〜!いやあいいですね、素晴らしい。まだ書かれてからそれほど経っていないのか、きれい。その下側には、エンゼルフィッシュなどの熱帯魚のモザイクタイル絵。そして間仕切り壁、アルプスの山々と洋館、湖にヨットが浮かぶという絵柄のモザイクタイル絵。やりますな、銭湯アート3連チャンだ。

 洗い場のカラン、間仕切り壁側7つ、外壁側6つ、間の島カラン2列両側それぞれ5つづつでシャワー無し、というカラン数。浴槽は奥の壁側に一直線。ブクブク気泡湯の深、その隣に横長の浅、浅内に超音波気泡風呂ジェット2連のペタンと座り込むタイプ付き、そして薬風呂、という構成。

 全体の雰囲気はレトロな銭湯、しかし工夫たっぷりのフロントとロビーのスペースや、きれいな脱衣ロッカーなど、気配り心配りが感じられるような銭湯。これはなかなかポイント高いですね、間違いなし。 

 

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