小台湯
 
【住所】 東京都足立区小台2−20−18
【営業時間】 15:00〜23:00  
定休日】 毎週月曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80
【設備】 浅気泡風呂、超音波気泡風呂、薬風呂、水風呂、サウナ
【最寄り駅】 都電荒川線小台駅からから徒歩約10分
 


 足立区ではあるのだが荒川を挟んで南側で、荒川区とは隅田川で分離されているという中州地帯(かな?)のようなところにある銭湯。最寄駅はたぶん都電荒川線の小台駅、そこから真っ直ぐ北へ小台橋を渡り、西側の高校の北側通りを西へ100メートルちょっと行った先を北へすぐのところ。

 おううん、いいですねぇ、この外観。千鳥破風屋根2段重ねに両側塀、由緒正しき伝統的東京銭湯の造りだ。惚れ惚れするなあ。到着するとまだ開店前、けっこうなお客さんが待っておられた。面白かったのが、店主が建物横手から現れると、待っていたお客さんがシャッターを開けて、ついでに暖簾までかけておられた。ややや、なんちゅうアットホームな銭湯だ。入る前から心が暖かくなる。ついでに余計なあのフレーズが。あったか〜いんだから♪

 暖簾は丈の短い牛乳石鹸。くぐると正面に傘立て、両側に下足場。引き戸を開けると、番台、そして脱衣所。ゆったりとしたスペースの脱衣所。まず天井を見上げると、張り替えられていて(ごめん、なんというかよくわからん)、そこから3枚羽根の天井型扇風機がぶら下がる。床はフローリングだ。脱衣ロッカーは四面に。間仕切り壁側のロッカーの上には鏡が横いっぱいに。番台横手は外側に出られ、縁側があり灰皿が置かれている。面白いのは、脱衣所真ん中あたりの休憩コーナー。応接室用のソファとテーブルが置かれ、床にもそこだけカーペットが敷かれている。湯上り後、これはけっこう根っこが生えそうなコーナーだ。

 さてそれでは浴室へと。天井は高く2段式、水色に塗られた伝統的東京銭湯仕様。浴槽は奥壁側から間仕切り壁へとL字型に配置。洗い場のカランは中央から手前にかけて。その洗い場のカラン、間仕切り壁側4つ、外壁側3つ、間の島カラン1列両側5づつというカラン数。そして浴槽、奥壁側にブクブク気泡湯で横長の浅、その隣に超音波気泡風呂、座り風呂とスーパージェットが1つづつ。そこから外壁側に、縦長の薬風呂、その手前に水風呂。その隣には「中止」と貼り紙がされた扉があり、たぶんスチームサウナ?かなと。そして脱衣所側にはみ出す形でサウナと。

 あまりにも立派な伝統的東京銭湯仕様の外観と、各種浴槽あれこれ充実の機能的側面。なかなか良い銭湯ではないですか。どうりでお客さんが多いのもうなづける。とにかく体も心もぽっかぽか。またもやあのフレーズが・・・ってもういいか。

 

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