清の湯
 
【住所】 東京都荒川区荒川4−43−9
【営業時間】 15:00〜24:00 
定休日】 毎週土曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80
【設備】 深薬風呂、浅超音波気泡風
【最寄り駅】 東京メトロ千代田線町屋駅から徒歩約4分 
 


 東京メトロの千代田線町屋駅から高架の東側を南へ少し。尾竹橋通りへ出てすぐの信号のところ、東の辻へ。ちょっと行くと、通りの右手に煙突が見える。それを目当てに辿り着いたるは、全体像が通りからはわかりづらい銭湯が1軒。なんせ両側に店舗、その間に引っ込んで正面玄関、わかりづらいっての。こちとら少しは慣れてきたが、気にしなければ通り過ぎます確実に。暖簾は架かっておらず、正面に傘立て、両側に下足箱。少々広めの下足場で、きれいな板張り。

 引き戸を開けると番台があり、脱衣所だ。番台は正目に向いていて、カーテンで目隠し状態になっている。どことはなく重厚な雰囲気のある脱衣所。天井は折り上げの格天井、3枚羽根の天井型扇風機がぶら下がる。面白いのは、男女脱衣所それぞれとは別に、番台の真上にも1つぶら下がっていること。そりゃ番台も夏場とかは暑かろう、と納得。間仕切り壁側と外壁側の両方に脱衣ロッカー。間仕切り壁側の上には鏡。中央に大きなどっしりとしたテーブル、その上は刳りぬかれている形、マガジンサンデージャンプ週刊新潮、それと団扇が置かれている。浴室入口前には大きなアナログ体重計。

 そして浴室へ。天井は高く2段式、白色に塗られ、縁は水色という伝統的東京銭湯スタイル。奥壁には大きなペンキ絵、裏磐梯と書かれ、平成十五年十月何日やったっけ忘れたごめん、早川との署名入り。外壁側はガラス窓、その向こう側は外側通路で物置のように見える。洗い場のカランは両壁側、間の島カラン1列両側それぞれに5つづつのカラン数。浴槽は奥の壁側、シンプルに2槽、深と浅。深は薬風呂、浅は超音波気泡風呂ジェット2連付き。

 シンプルでストイック、しかし裏磐梯ですよという下町銭湯。これが駅近だというのが、なんかうれしい。絵賑やかな尾竹橋通りから、ちょっと辻を入れば、このような銭湯が。そのギャップが楽しいな。

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