【住所】 | 兵庫県尼崎市塚口本町2−2−23 |
【営業時間】 | 15:30〜24:00 |
【定休日】 | 毎週木曜日 |
【入浴料】 | 大人¥370 中人¥150 小人¥60 |
【設備】 | 深、浅、超音波気泡風呂、電気風呂、薬風呂 |
【最寄り駅】 | 阪急神戸線塚口駅から徒歩5分 |
阪急の塚口駅の北東、伊丹線の線路の1本東側の道を北へ少し行ったところ。駅前の賑やかな風景とは一変、民家やアパートなどが立ち並ぶ下町通り。下町にはやはり銭湯、ということで清美温泉。どっしりとした大きな外観、横手に階段があり、上はアパートのようだ(たぶん)。掲げられた屋号の縦看板が立派。玄関の半分を覆う「ゆ」の暖簾をくぐり中へと入る。 広い、広いなぁ、下足場。横長で、気持ちがいいくらい広い。感心しながら引き戸を開けて中へ。番台があり、脱衣所。すっきりと落ち着いた雰囲気の脱衣所。番台の対面、間仕切壁上に神棚が祭られている。中央にはテーブルを挟んで、長椅子と一人掛け椅子が2つ。古い椅子型マッサージ機、背の高いアナログ体重計などが置かれている。脱衣ロッカーは壁に埋め込み式のタイプ。天井を見上げると、蛍光灯が十字架のように組まれたデザインで、ちょっと神聖な気分(?)。 浴室へと。間仕切壁側に洗い場のカランがずらり、反対壁側にもカラン、そして各種浴槽がずらり。まず中央部分に深と浅の主浴槽。浅の浴底には鯉のタイル絵。そして壁側に超音波気泡風呂、ジェット2連のぺたんと座り込むタイプと、赤外線付きの寝風呂がそれぞれ。その隣には電気風呂。そして奥、別室のようになったスペースに、薬風呂。後ろの壁には一面に山と渓流のタイル絵、岩が組まれた上から流れ落ちる薬湯、という構図でなかなか素晴らしい。見どころ、入りどころの一品だ。 湯上り後、脱衣所にてくつろぎながら浴室を見ると、扉が全面硝子で中が良く見えることに気づく。奥の薬湯のスペースがちょうど正面に見えて、けっこうな風景だ。思わぬところでヴィジュアルな銭湯アートが楽しめた。いや、なかなか素晴らしい。いい感じ。 |