錦生湯

【住所】 京都府京都市東山区今熊野南日吉町8
【営業時間】 15:30〜24:00 
定休日】 毎週月曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、浅、超音波気泡風呂、電気風呂、水風呂、サウナ、薬気泡風呂。
【最寄り駅】 JR奈良線・京阪本線東福寺駅から徒歩15分



 京阪の東福寺駅から北東。東大路通の今熊野交差点を東へ、ずんずんずんと、ゆるやかな坂道を上がっていく。小さな商店が並ぶ通りをぬけて、ひっそりとした住宅地にさしかかったところ、さりげなく、2枚並んだ「ゆ」の暖簾がかかる。暖簾をくぐると、一段下がって入る下足場で、坂道に面しているからか。ちょっと変わった感覚で、靴を脱いで上がる(下がる?)。正面には木が置物としてどーんと置かれている。

 引き戸を開けて中へ。番台を通り、脱衣所へと。番台対面の間仕切壁上に、ちょこんとミニの招き猫が鎮座。奥にはテレビ。天井からは4枚羽根扇風機がぶら下がっているという、ちょっといい雰囲気。脱衣ロッカー横に常連ロッカー、その横に冷蔵庫が置かれているが使用されておらず、番台前の上から引き抜くタイプのコカコーラの冷蔵庫が使用中。脱衣籠はプラ籠、青と黄の2タイプ。中央にベンチ、間仕切壁側にもベンチ、隅に丸テーブル、マッサージ機や大きなアナログ体重計などが並ぶ。浴室入り口のガラス戸は斜めになった少々変則構造で、その前には逆チューリップの照明が2つぶら下がる。

 そして浴室へ。やや縦長で、こじんまりとした雰囲気が漂う。間仕切壁側から奥にかけて各種浴槽、反対壁側にカランの洗い場がずらり。間仕切壁側にもカランは2つ、手付きホース付きだ。間に正方形の島カランが2つ。各種浴槽、深と浅、浅内に超音波ジェット2連とブクブクの気泡湯。気泡湯の壁上からは、ざーざーとお湯が落下。その隣の奥壁側に、電気風呂と水風呂。電気風呂の電気板は大きなタイプで、水風呂はライオンの口から冷水が落下。そして隣にサウナ。さらに浴室入り口横、こちらでもブクブク、気泡湯の薬風呂だ。それと、浅の壁から吊り下げられて浴槽内に沈められている袋が1つ、壁の但し書きでは、ゲルマニウムの鉱石だそう。溶出するゲルマニウムが身体に良いのだそうだ。

 なんだかんだ、あれやこれや、けっこう細かい見所が多い銭湯で、きょろきょろじろじろ、不審な客やと思われてもしかたがないような状態におちいってしまう(そう見られたかどうかは知りませんが)。湯上り後は、コカコーラの冷蔵庫から缶ビールを買ってぐびぐびぐび。返りは坂道下り坂、行きよりは楽だ。ゲルマニウム湯で癒されたうえ、足腰も鍛えられる銭湯だ。

 

銭湯TOP      京都市東山区






















inserted by FC2 system