菊水湯
      
【住所】 東京都文京区本郷4−30−16
【営業時間】 15:30〜翌1:00  
【定休日】 毎週金曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80 
【設備】 浅、電気風呂、超音波気泡風呂、薬風呂
【最寄り駅】 都営三田線春日駅から徒歩3分   
    

 
 ちょこっと東京。さてどこに行こうか、やはり「ザ・東京銭湯」に掲載されているところを狙ってみるか、ということで文京区の菊水湯へと。最寄り駅は都営三田線春日駅で徒歩3分、だそうであるが、都合で僕は東京メトロの本郷三丁目駅から。菊坂通りの商店街をてくてく歩き、途中で1本南側を平行する細い通りへ入る。しばらく行くと、おお、ありましたありました、お目当ての菊水湯だ。

 唐破風造りのどっしりとした外観、破風の下には懸魚もいる。入り口両脇に飲料類の自販機が置かれ、暖簾は屋号の入ったオリジナル。丈が短いのが東京風。入ると、正面に傘縦がどでん、そして下足場だ。引き戸を開けて中へ。番台を通って脱衣所。磨き上げられたフローリングの床、天井は格天井だ。中央にはテーブルを挟んで、どっしりとした腰掛台が2つ向かい合う。番台向いの上側、大きな柱時計。人形などの小物類がギャラリーのごとくガラス棚に収められている。浴室入り口手前には大きなアナログ体重計。番台横手は引っ込んだようになっており、ベンチにテーブル、コミック本などが多数置かれた、くつろぎスペース。

 それでは浴室へと。ああこれぞ東京銭湯。天井高く、青く塗られている。浴室奥に一列ずらっと各種浴槽、その手前には島カランがずらずらずら。各種浴槽、浅い主浴槽と電気風呂、隣に超音波気泡の座り風呂2連、そして薬風呂。電気風呂に「エレキマッサー」と書かれているのがユニーク。薬風呂は漢方の宝寿湯だ。お湯は、やはり熱い。関西人の僕にはこたえるなぁ。これも東京銭湯独特のものだから、想定内ではあるけれど。薬風呂の適温さが気持ち良い。それと、とどめの銭湯アート!奥壁一面、男湯女湯にまたがる巨大富士山のペンキ絵!これですよこれ、これがやはり東京銭湯の醍醐味だ。なんともいえない、またこんな感覚を味わえて、幸せだ。

 と、東京銭湯のおいしいところいっぱいの菊水湯。しっかりと満喫させていただきました。今回はこの1軒のみ、他のところは行けなかったが、なんのなんの十分です、というような。さて、それでは時間だ、帰んなきゃ。幸せ気分で後にした。


銭湯TOP      東京都文京区




















inserted by FC2 system