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ＪＲ環状線の大正駅から西、大正通りを渡り三軒家西の住宅地の中へ。その狭い通りに、ひっそりと、こじんまりとした雰囲気の銭湯が佇む。 けっこうレトロ度の高い外観で、その壁には「応用ラジウム研究所」と書かれたパネル。「湯冷めせず、アセモ知らず」。天然ラジウム鉱石を用いたラジウム湯が売り物のようだ。 浴室内、壁側一列に主浴槽。 深、超音波気泡風呂ジェットが２連、電気風呂。深い浴槽には、バスケットのようなものが沈められていて、どうやらこれがラジウム鉱石と思われる。 浴室奥にはスチームサウナ。そして、ちょっと奥へ引っ込む形で、水風呂。浴槽角に岩を配して、半岩風呂のごときデザインになっている。 そして、主浴槽が並ぶ向い側の壁には、大きなモザイクタイル絵。アルプス山脈らしき山々と、その手前に白鳥×５羽。どことはなしに和める銭湯アート。ぼーっと眺めながらの入浴、これまたいいもんです。 |