【住所】 | 群馬県吾妻郡長野原町川原湯290 |
【営業時間】 | 10:00〜18:00 |
【定休日】 | 年中無休 |
【入浴料】 | 大人 ¥300 子供 ¥200 |
【泉質】 | 含硫黄-塩化物・硫酸塩泉(中性低張性高温泉) |
【効能】 | 神経痛、筋肉痛、慢性皮膚病、切り傷、疲労回復、他 |
【設備】 | 内湯、露天風呂 |
【最寄り駅】 | JR吾妻線川原湯温泉駅から徒歩約15分 |
JR吾妻線、草津温泉の隣の駅、川原湯温泉駅。そののどかな駅前を温泉街に向かってぶーらぶら。見上げると、頭上に大きな橋がかかる。ああ、これよくテレビのニュースで映っていたな・・・そう、ここは一時話題になった八ツ場ダムの建設地。ここが完成すると、今の温泉街は水没してしまうというところだ。 温泉街のアーチから坂道を歩いていくが、立ち退きが進んでおり、通りに立ち並ぶ旅館もひっそりとしている。その通りに、かつては3軒の共同浴場があったようだが、今では残念ながら1軒のみ。これが王湯だ。 木造の素朴な外観、入口横には大きな源氏の紋章。この川原湯温泉、源頼朝公が発見したとかなんとか、それにちなんでいるよう。中へ入ると券売機、そして廊下を通って下へ降りると内湯、そのまま渡り廊下を渡って下へ降りると露天風呂、という2段構えだ。 まずは内湯。ソファの置かれた簡単なロビーから中へと入る。脱衣棚が並び、鍵付きのロッカーもある。そこからさらに下へ降りると浴室。横手には板張りのスペースがあり、窓から外が見える。浴室には浴槽が1つ、まさに共同浴場の雰囲気ぷんぷん。お湯は70〜80℃ほどあり、水道の水がじゃんじゃかうめられている。これが無ければ入るのは無理。これは仕方がない。卵臭のする無色透明のきれいなお湯。つるっとした浴感がある。 そしてお次は露天風呂。内湯からは、一度服を来てから移動する。こちらは脱衣所には脱衣棚のみ。貴重品等は、内湯の脱衣所の鍵付きロッカーを利用したまま移動するのが良いようだ。浴室は浴槽が1つ、外の景色が良く見える自然の中の湯舟。かけ流しでお湯がじゃんじゃん、無色透明で独特の卵臭、つるっとした浴感。やはりお湯は熱め。しかしいいな、気持ちいい。ここがそのうち無くなってしまうのか、やりきれないな。今のうち、入っとくべき。 |