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阪急の桂駅、駅前の通りから１本南側通りを東、３００ｍほど行くと突き当たりになるので、その通りを南へ、少し行った右手通り入ったところ。こじんまりと、庇の上にささやかな屋号看板、その下に男女２枚の暖簾が掛かる。暖簾をくぐり引き戸を開けると、こじんまりとした下足場。その正面には、可愛らしい紙製の鬼の面。ちょうど時期が時期で、節分仕様？横手、下足箱の上には、ミニチュアの下駄が色紙とともに壁が飾られている。これまたなんとも可愛らしい。 番台を通り脱衣所へ。そのこじんまりとした脱衣所空間、ぐるっと周りを見渡すと、おおっ、こりゃなんじゃぁ！と、けっこうな驚き。店主の趣味なんでしょう、下足場にあったような鬼の面やら、あれやらこれやらが所狭しとあちこちに！間仕切壁側には、やはり節分仕様なのか、あらま集めましたねぇ-と言うような、たくさんの紙製鬼の面！手前にはお多福さんも混じってる。そして反対側、脱衣ロッカーの上を見てみると、なんと手製？だろう絶対！てな、いろいろな物を利用した時計の数々！卓球のラケットや将棋板やグリコや軍手やミルキーの箱や年賀状や・・・そういった物を利用して、時計仕立てにしたものがずらり！お祝い袋までありますがな、こりゃすごい！いやはや、参りました。 あまりのインパクトにこれだけでレポートを終わってしまいそうになりましたが、その他の記録をしておくと、天井は格子状。間仕切壁前には、パーマネント型のドライヤー据付椅子、椅子３つが並ぶ。脱衣ロッカーは、木枠で窓のあるタイプ、中には籐籠。横手に椅子型マッサージ機が２台、丸椅子がいくつか。脱衣ロッカーの間には、これも手製だろう、虎デザインの紙製身長計が貼られている。浴室入り口前にも鬼とお多福。洗面台には、壁からマニキュア爪の指仕様コップ掛け、半分出ている軟式野球ボール。 さて、脱衣所であれこれ目を奪われながら、ようやく浴室だ。こちらはきれいに改装されていて、こじんまりとした空間ながら、快適に過ごすことができる。各種浴槽、間仕切壁側にずらり。手前から、水風呂、ブクブク気泡湯付きの薬風呂、主浴槽の深、超音波気泡風呂のジェットが２連。反対側の浴室入ってすぐにはサウナ。間仕切壁の反対側には、長細い島カランを挟んで、洗い場。天井を見上げると、青く塗られた湯気抜きが見える。 湯上り後は、再び脱衣所。あらためて見渡すと、いやぁ本当にすごいなぁ、と感心せずにはおれるまい。とりあえず販売されている缶ビール飲みながら、１つでも記憶にとどめておこうと、目を凝らしながら観察タイム。いや、本当に面白い、楽しい。行ってみてください、本当だから。 |