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近鉄の堅下駅から西、JRの柏原駅からは東。近鉄とＪＲの間の、そこそこ広い通り。このあたりは細い道が多いので、この道がけっこう広く感じる。その通りを北へ。しばらく行くと、きれいな外観の銭湯が。屋号は「中央温泉」。横手に駐車場。少し南側の一般の駐車場内にも、何台か止められるスペースが確保されている。 暖簾をくぐると、タヌキの置物が正面を向いて鎮座。その上側に目をやると、今度はマネキネコ。あれこれ動物オブジェがお好きなようで。そして自動ドア、その向こう側には、フロントときれいでゆったりとしたロビー。今風仕様のモダン銭湯。 脱衣場へ。天井、リッチでゴージャス風のデザイン。耳を澄ますと、聞こえてくる演歌。なんとはなしに、すっかり気分にはまってしまう私。 浴室、あれこれあれこれと、各種浴槽がずらずらずらっと。男女間仕切り壁側に並ぶ各浴槽、どれもがくりぬいたような、なめらかな曲線のデザイン。角張っているところがほとんど無い。 手前から、電気板が２枚づつ並ぶロングな電気風呂、深と浅の主浴槽、腰掛風呂仕様２連ジェットの超音波気泡風呂、日替わりで壁にメニューの掲げられた薬風呂、そしてスチームサウナ。反対側の浴室すぐのところには、水風呂。 さらに、奥に２階へ上がる階段があり、その上にはサウナと水風呂。水風呂は、１階と２階、それぞれ２つあるのがうれしい。 そして、耳元に聞こえるのは、またしても演歌。浴場が新しかろうが古かろうが、どうにもずっぱまるのは、やはり演歌。銭湯は演歌だぜ、と勝手に納得。またまた、すっかり気分にはまる私。 |