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奈良市内のかんぽの宿。平城宮跡の西側で、その名も「平城宮温泉」。大阪方面からだと、第二阪和道路の宝来インターから続く高架道路の東側、１つめ信号を北へ。少し行くと、通りの西側に。かんぽの宿というと、小高い場所にあるようなイメージがあるが、こちらは平地の道路沿いに。東へ向かうと奈良公園があり、東大寺や興福寺など観光名所がいっぱい。泊まるに良し、されど温泉だけの日帰り入浴も、これまた良し。 さて、その「平城宮温泉」。お湯は、ナトリウム・塩化物泉で、ややつるっとした浴感。無色透明で無味無臭。ややぬるめで、ゆったりと浸かることができる。 設備は、屋内と露天、それぞれにそれぞれの浴槽が。 屋内は、大浴槽の主湯と、超音波のジェットバスが２連。露天風呂は、岩風呂風の浴槽が、ずどーんと横たわる。 その露天風呂。岩と床が、温泉成分で変色していて、なんともいい感じ。こじんまりとしていながらも、整えられた空間でぼーっと過ごす時間の楽しいこと。大和路散策のついでにでも立ち寄るには最適。さんざん歩いた旅の疲れなど、吹っ飛ぶことうけあい。 |