観音湯
 
【住所】 東京都大田区西糀谷3-24-16
【営業時間】 16:00〜24:00
定休日】 不定休
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80  
【設備】 円型超音波気泡風呂、浅気泡風呂、超音波気泡風呂、深超音波気泡風呂
【最寄り駅】 京浜急行空港線大鳥居駅から徒歩約7分
 


 京浜急行空港線の大鳥居駅、大鳥居が近くにあるわけでもないのに(昔の話のよう)大鳥居駅とはこれいかに。その駅西口を出て北西、観音堂商店街の通りに、どどーんと横長の大きな外観の銭湯。その正面は、レンガ風壁がどーんという感じだが、その奥側には破風屋根と煙突が見える、古き良き銭湯仕様。建物横手に回ると、その後ろ側が見えるので、ぜひ回り込んでみてください。

 さてそのそびえる壁から中へと入ると、これがけっこう広い下足場だ。そこから男女それぞれの扉、こちらは自動ドア。入ると番台、そして脱衣所。番台は、引っ込んだ形で前を向いたフロント風。その向かい側には、ショーケースと飲料類の冷蔵庫、その裏側に植物あれこれ。脱衣ロッカーは、外壁側と間仕切り壁側の下側、中央に島ロッカー。島ロッカー上には鉢植え植物が3つ。番台横手側、ゆったりとした長椅子とテーブル、その向かい側にはマッサージ機やぶら下がり健康器。浴室前にはアナログ体重計。天井は高く、きれいな壁紙が貼られ、そこから洒落た照明がぶら下がる。

 それでは浴室へと入る。ややや、なんじゃこれは。奥壁上側、銭湯アート、なんと宇宙空間ですぞい。中央には土星と木星(かな?)、その横手には、ぐるぐるぐるぐると渦を巻いている、なんやろマゼラン星雲か、というような絵柄。こりゃインパクトありますわ。そして天上は高く2段式、水色に塗られた伝統的東京銭湯スタイル。壁3面、ボタンの花のイラストタイル。洗い場のカラン、両壁側5つづつ、間の島カラン2列それぞれ両側に6つと5つという組み合わせ。

 浴槽は奥壁側に一直線に配置。なのだが、外壁側に近い浴槽は円型で、中には超音波気泡ジェットが6つ、そのジェットでぐるんぐるん渦を巻いている。真上の宇宙の渦巻きと合わすと目が回る。その隣には横長の浅、浅内にはブクブクの気泡風呂と、超音波気泡ジェット2連のペタンと座り込むタイプ。さらに隣は深、こちらにも超音波気泡ジェットが1つ噴出している。その深、給湯口に柵があり、中には石、壁の能書きによるとガリウム石で、ガリウム石浴泉だそうだ。

 それにしてもインパクトがあるのは宇宙のアートだ。それと円型の超音波気泡風呂。まったくもって目が回る。しかし建物は実はオーソドックスな昔ながらの銭湯という、ちょっと面白い展開だ。ガリウム石なんかもあるし、ますます面白い。
 

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