金子湯
 
【住所】 東京都足立区綾瀬4−17−4
【営業時間】 15:00〜22:30
定休日】 毎週土曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80
【設備】 超音波気泡風呂、気泡風呂、ラドン風呂
【最寄り駅】 東京メトロ千代田線綾瀬駅から徒歩約5分
 


 東京メトロの千代田線綾瀬駅の西口を出て北へ、通りの武道館西口交差点を越えて2つ目辻を西へ入ったところ。公園の前にマンション1階のビル型銭湯。白い庇に大きく屋号、向かって右側に小さく電飾板。暖簾はかかっておらず、下足場正面に下足箱、片側に傘立て。右手に入口、自動ドアだ。

 中へ入ると、ありゃこりゃ広い。ロビーがどーんと奥へ広がっており、ゆったりとしたスペースに長イスにテーブルが置かれている。その奥にフロント。フロント前にはテレビ、そして飲料類の冷蔵庫など。フロント横から脱衣所へ。ビル型銭湯の宿命、天井は低め。床はフローリング。脱衣所入口横手にL字配置の脱衣ロッカー。テーブルにベンチが両側。小学校の教室用のような机とイス、その上には血圧計が置かれている。そしてアナログ体重計。そうそう、飲料水の冷水器が置かれており、ちょっとしたサービスだ。

 それでは浴室へ。天井、こちらはいろいろな形が重なった少々複雑なデザインだ。浴室中央から手前にかけて洗い場のカラン。外壁側6つ、間仕切壁側5つ、間の島カラン1列7つづつというカラン数。間仕切り壁側には立ちシャワーも。脱衣所へはみ出す形でサウナ室があるが、現在は残念ながら使用ができない状態。浴槽は奥の壁側、ブクブクお気泡湯と、手摺りを挟んで間仕切り壁側に2列並んだ超音波気泡ジェット。そして外壁側に別室になったラドン風呂。静かで落ち着いた空間だ。

 その浴槽の背後、ガラス戸にステンドグラス風の大きなシールが貼られているが、その向こう側をよく見ると、なんと浴室のスペースではないか。壁にはタイル絵だ。全体が見えないのだが、京都の景色のような?和のような絵柄に思える。先ほどのランド風呂からのほうがよく見えるか。それと、浴槽背後の壁のパネルには、「ヒートポンプ」との能書き。ボイラーで湯を沸かすのではなく、空気を使ったヒートポンプで沸かすそう。ごめん、よくわからないのだが、なんか他とは違う湯だとのことだ。これは一度、確かめてみてください。

 広いロビーに、学校机と血圧計、隠れたタイル絵、ヒートポンプ式の湯と、あれやこれやと面白いものいろいろ、チェックポイントのある銭湯だ。これだから、銭湯巡りはやめられない。東京銭湯、まだまだ序盤。これからもこういう楽しい思いができるんだろうな。あらためて、がんばろうと思った次第。

 

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