神田湯
 
【住所】 東京都荒川区西尾久8−38−3
【営業時間】 15:00〜24:30 
定休日】 毎月第2、4金曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80
【設備】 薬風呂、超音波気泡風呂、浅気泡風呂、電気風呂
【最寄り駅】 都電荒川線荒川車庫前駅から徒歩約1分 
 


 都電荒川線の荒川車庫駅。都営荒川線、これがまあ、なんとも味のあるいわゆるチンチン電車。その荒川車庫駅の線路に沿ってずーっと、この季節(春です)だからか、花々が咲き乱れている。いや、これはすごいなあ、きれいきれい。写真を撮る人が、あちらこちらに。そんな荒川車庫前駅から北側、ちょうど都電車庫のすぐ西側背中合わせに銭湯だ。横長建物、2階になんとか荘とかいうマンションを擁する1階部分の銭湯。青いテントに白抜きの屋号、明るい外観の銭湯だ。

 短い丈の暖簾をくぐると、正面に下足場。そして向かって右側に自動ドア、入るときれいなロビーが広がり、フロントがある。そのロビーには、ソファやテレビが置かれ、子供用の絵本なども。きれいな床のフローリングが、たいへん気持ちいい。

 脱衣所へと入る。これまたきれいで気持ちのいいフローリング。天井は低めだが、そこからぶら下がる天井型扇風機がグラングランと回っている。これがまあ、けっこうな風量で、涼しいこと涼しいこと。まったく天井型扇風機は正しい、ということを証明している。入口側と外壁側に脱衣ロッカー。外壁側のガラス戸の向こう側は縁側があり、灰皿が置かれている。丸テーブルにイス、マッサージ機、アナログ体重計。間仕切り壁側に大きな縦型鏡。きれいで落ち着いた雰囲気の脱衣所だ。

 それでは浴室へと。横長の室内、けっこう広く感じる。天井はやや低め、屋根型のやや傾斜がついている。奥の壁側、おおーっとっとっと、銭湯アート。雪山、湖(川?海?)、ヨットという絵柄のモザイクタイル絵。うーん、あまり見たことのないような。そのモザイクタイル絵の下側には白タイルで、花模様のイラスト入り。それらを背景として、各種浴槽が一直線に配置。中央から手前にかけては洗い場のカランだ。

 奥壁に一直線の各種浴槽、間仕切り壁側から、漢方の薬風呂、超音波気泡ジェット2連の座り風呂、浅のブクブク気泡湯、そして電気風呂。浅には給湯口にラジウム鉱石。電気風呂は前後に電気板が付いており、その真ん中は電気があまり届いていない。浅と座り風呂はちょい熱めのお湯、薬風呂は適温か。洗い場のカランは、両壁側6つづつ、間の島カランは2列で、片方は壁になっているのが1列、計3列にそれぞれ5つづつのカラン数だ。

 ちなみに、手ぶらセットが入浴料+50円という価格。なんとも良心的なことか。そのお得価格で、楽しい銭湯。荒川車庫の見学や、近くのあらかわ遊園の帰りなど、立ち寄るのに最適。たまにはいいでしょ、お風呂屋さんも。間違いはありません。

 

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