亀の湯
 
【住所】 東京都江東区北砂4-20-25
【営業時間】 16:00〜23:00 
定休日】 毎週月曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80  
【設備】 深薬風呂、超音波気泡風呂、気泡風呂、サウナ、水風呂
【最寄り駅】 東京メトロ東西線南砂町駅より徒歩約12分
 


 東京メトロ東西線の南砂町駅から丸八通りを北、清洲橋通りとの交差点を目指して約1キロほど。その亀高橋との交差点を西へさらに200メートルほど行った通りの北側。通りに引っ込んで、両側建物、その奥。いわゆる路地奥の銭湯。三角屋根の下に黒い庇、すりガラスに屋号。暖簾は架かっておらず、入ると下足場、正面に掛け軸と鉢植えとという清楚な和の演出。コインランドリーが横手に回り込むという、ちょいとした変り種。

 引き戸を開けて中へと入る。番台、そして脱衣所という昔ながらの銭湯空間。しかも高い位置の番台だ。番台正面には大きなノッポの古時計。その前にテレビ。天井は高くフラット、そこから3枚羽根の天井型扇風機がぶらさがる。床はフローリングだ。脱衣ロッカーは外壁側、中央には島ロッカー。間仕切り壁には大きな鏡、その前面にはアナログ体重計や血圧計など。番台横手側、飲料類の冷蔵庫とアイスの冷凍庫。ガラス戸の外側には内庭があり、灯篭が置かれ、草花が整えられている。その前面にはベンチ。そしてあちらこちらに置かれた鉢植えの草花。オーナーさんの趣味なんでしょう、清楚で和な鉢植え。雰囲気にアクセントをつけている。

 そして浴室へと。天井は高く2段式、水色に塗られた伝統的東京銭湯空間。奥壁、どどどどどーんと大きな大きな銭湯アート、モザイクタイル絵、天草五橋。と、大きくモザイクで書いているのでわかります。間仕切り壁、こちらにも一面の銭湯アート、モザイクタイル絵、富士山と端側に水車という絵柄。銭湯アート2連チャン、けっこうな見どころだ。また、天草五橋の下側には花のミニタイル絵も。

 洗い場のカラン、間仕切り壁側6つ、外壁側4つ、間の島カラン2列両側5つづつのカラン数。間の島カラン2列両側にはシャワーは無し。浴槽は外壁側に一直線に配置。基本的には深と浅、そして薬風呂。浅内には、超音波気泡風呂ジェット3連のペタンと座り込むタイプ、その横側にブクブクの気泡風呂。外壁側の浴室入口横手には立ちシャワーが2つ、その間には仕切りなし。

 路地奥にさりげなく佇む銭湯、昔ながらの雰囲気を残したレトロ銭湯、そして清楚な和の演出銭湯。あまりの何気なさが、よけいに貴重な空間だ。久々に出会えました、てなようなほっとした空間。大好きです。
 

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