亀の湯
 
【住所】 東京都北区西ケ原1−56−15
【営業時間】 15:00〜24:00 
定休日】 毎週月曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80  サウナ¥340  
【設備】 深気泡風呂、浅超音波気泡風呂、水風呂、サウナ
【最寄り駅】 JR山手線駒込駅から徒歩約4分 
 


 JRの山手線、駒込駅の北口を出て、駅前から本郷通りを北へ。その通り沿いの西側、、300メートルほど行くと、いきなり大きく「亀の湯」の看板。通りのアーケードでわかりづらいが、通りの反対側から建物を眺めると、これがまあ惚れ惚れするような、伝統的な東京銭湯の外観。千鳥破風屋と唐破風屋根の2段重ね、その背後にはニョキッと延びた煙突。いやあ、このわかりづらさがなんかもったいないな。

 その大きな屋号看板の下側に暖簾は架かっていない。入ると軽く段があり、正面に傘立て、両側に下足箱。床のフローリングが気持ち良い。そこからなんと男女それぞれの扉だが、これがなんと自動ドアだ。外観のレトロな雰囲気からは意外。そして番台は入口側に向いているフロント風、脱衣所側からは全く見えないという、工夫された造り。

 脱衣所、天井は高くフラット。床はこちらも気持ちの良いフローリング。番台頭上には神棚、対面上には熊手。間仕切り壁上には、洒落たタイプの4枚羽根扇風機だ。脱衣ロッカーは入口側と外壁側にL字型。それと外壁側にはもう1列脱衣ロッカー。中央はがらーんとしており、木のベンチが2つ。間仕切り壁側には洗面台と忘れ物用の棚、これ珍しいか。浴室入口前にはアナログ体重計とマッサージ機など。

 それでは浴室へと入る。こちらはシンプルで落ち着いた雰囲気。なんかいつもと雰囲気がちがうなあ・・・という印象、よく見ると、天井は2段式で白色経年劣化だが、縁や柱の色が茶色っぽい色で塗られている。これでなんかずいぶん感じが違う。洗い場のカランは、間仕切り壁側と外壁側、間の島カラン2列のうちの1列目の両側にそれぞれ4つづつ、島カラン2列目片側に3つ、もう片側には無しとうカラン数。そして奥壁一面に、竹林の写真壁紙。

 浴槽は奥壁側に一直線に配置。ちょっと珍しい横長の深、同じく横長の浅。深にはブクブクの気泡湯付き、浅には超音波気泡風呂ジェット3連のペタンと座り込むタイプ、そしてその隣に小振りな水風呂。さらに浴室入口横手には、別料金のサウナもある。

 外観をひいて見たときのレトロさからは、浴室内はあっさりとした造りだ。これもまた東京銭湯の1つのスタイルか。まあ、ゆっくりじっくり浸かれば、これがレトロだろうかがなんだろうが、どっちゃでも関係のないか。お湯に浸かるこれだけで気持ち良いことこのうえない。これぞ極楽浄土だ。

 

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