蒲田温泉
 
【住所】 東京都大田区蒲田本町2−23−2
【営業時間】 10:00〜翌1:00
定休日】 年中無休
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80  
【設備】 高温黒湯、低温黒湯、気泡風呂、電気風呂、水風呂、サウナ
【最寄り駅】 JR京浜東北線蒲田駅から徒歩約10分
 


 JRの京浜東北線、蒲田駅の東口を出て駅前の広い通りを南へ。突き当りの環八通りを東へ100メートルほど行ってまた南、300メートルほど先の通りを東へ入った商店街。いきなり、おおっとなんですか、これは。大きな赤いアーチで「蒲田温泉」と屋号がどどどどどーん。その側には大きな建物の蒲田温泉。アーチをくぐった先に入口、下足場、フロント、ロビー。

 入浴券は券売機で購入、フロントへ渡す。その際に下足箱の鍵を渡し、代わりに脱衣ロッカーの鍵を受け取るシステム。フロントの前にはロビー。けっこう広い室内の一画に休憩スペース。ソファが並び、テレビが置かれる。マッサージ機や、飲料類の自販機も。そしてこの銭湯には2階にあり、そちらには大広間の宴会場や飲食コーナーもあるようだ。私、よく考えずにスルーしてしまい、上がらずじまい。後でHPを見てあせりました。飯食や良かった〜まじで。これすべて後の祭り。

 なにはともあれ脱衣所へ。こちらはオーソドックスなスタイルの落ち着いた雰囲気。天井はやや低め。床はきれいなフローリングで7気持ちいい。壁3面に脱衣ロッカー。デジタル体重計やマッサージ機などが置かれている。

 それでは浴室へと。手前から中央にかけて洗い場のカランがずらり、奥壁の両側に浴槽という造り。天井は手前側が高く、奥の浴槽上がやや低めになっているという変則2段式。浴室入口側の壁上には、クラッシュタイルのモザイクアート。この絵柄がなかなかシュールで、月と山々、畑かなんやろ?というカラフルデザイン。このモザイクタイル絵が、浴室全体を見下ろしているようだ。

 浴槽は2槽。間仕切り壁側に天然温泉の黒湯。外壁側に白湯。天然温泉の黒湯、蒲田名物だ。高温湯と低温湯の2槽、両方とも透明度5センチ未満という濃い〜お湯で、とろりとした浴感の極上黒湯。やや苦味、臭いは無い。低温湯はちょうどいい湯温でゆっくり浸かることができるが、高温湯は熱い!あかん、これはほんまに熱い。誰も浸かってませんやんか、というくらい熱い。いやいやいやいや、これぞ東京の黒湯ってことか。

 そしてもう1つ、外壁側の白湯。こちらも2槽で、ブクブクというよりも、ブワブワブワーというような気泡湯と、端に電気板の張られた電気湯。黒湯浴槽も白湯浴槽も、いずれも丸っこい曲線を帯びた少々説明しにくい形、というのも特徴か。

 とろーり黒湯の蒲田界隈に、その名も蒲田温泉。まさに黒湯天国の蒲田を代表するような銭湯だ。とにかく、なーんにも考えずに、そのまま帰ってしまったわたしゃなんなんでしょう。2階に上がるべきだったでしょう、絶対。また来ますよ、絶対。東京にいる間に、絶対。絶対、絶対。
 

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