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徳島自動車道の井川池田ＩＣから国道３２号線を南へ行くこと約４０分、大歩危小歩危を越え、かずら橋へ向かう途中、「道の駅にしいや」がある。その道の駅の向かい側、どどーんと大きな門構えで、真赤な「ゆ」の字とともに「秘境の湯」。おっと大きく出ましたねぇ、「秘境の湯」とは。日本三大秘境と言われる祖谷渓谷の祖谷温泉郷。すぐ近くには、祖谷ふれあい公園がある。 その門をくぐり、けっこう上の方まで上がる。すると、正面に建物が。 フロントを通り奥へ入ると、男女浴室入り口の間に、アマゴがいっぱい入った水槽が。そうそう、アマゴ、美味しいんですよね、塩焼きにすると。さすがこのあたりは渓流が流れ、アマゴの宝庫。食事をするなら、はずせませんね。 さて浴室へ。広い浴室内には、大きな湯船。その浴槽内には、ジェット浴として超音波ジェットが６連、ブクブクの気泡湯、寝風呂が４連。その向かい側、塩サウナ、水風呂、打たせ湯２連、そして、「よもぎの湯」の薬風呂。 そして何と言っても、和風露天風呂。岩風呂造りのデザインで、整えられた庭園風造りは、趣がある。ゆっくり浸かっていると、旅の疲れが吹っ飛びそう。 お湯は無色透明、無味無臭、すべすべ感のあるアルカリ性単純温泉。フッ素、メタ芳酸などを含んでいるとのこと。じっくり、たっぷり、浸かっていたい。 |