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細い路地がうねうねと続く住宅地の中にあり、なかなか見つけにくい。なにげに煙突を見つけたとき、思わず感激。そして、正面の入り口が目に入ったとき、今度は大感激。 その超こじんまりとした外観は、懐かしさ満点の、昔ながらの銭湯。暖簾をくぐると、下駄箱、脱衣所、浴室、すべてがそれもん。子供の頃に見たよな、見なかったような、記憶の奥にそっとしまっているような、そういう「お風呂屋さん」。 そのシンプルな浴室。石造りの深と浅の２つの浴槽のみ。余計なものは無い。カランの音が響くのみ。この静かな空間に、お湯に浸かりながら、ひたすら浸る。ぼうっとしていることの、なんとも幸せなこと。 こういう雰囲気、いいですよ。いつのまにか、トリップしているような感覚。お好きな方、騙されたと思って、ぜひ。ついでながら、お湯は、ミネラル湯。さりげなくなにげない気遣い。ポイント高いな。 |