一の湯
 
【住所】 東京都中野区沼袋1-39-10
【営業時間】 16:00〜翌1:30  日曜・祝日 15:00〜翌1:45  
定休日】 第1、3、5水曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80
【設備】 ホットバス、岩盤泉、気泡湯、超音波気泡風呂、露天風呂、ミストサウナ
【最寄り駅】 西武新宿線沼袋駅から徒歩約2分
 


 西武新宿線の沼袋駅から北へ少し。細い通りに飲食店やらなんやらがびっしり並ぶその界隈、なんともいい味出ています。その先に銭湯。前面通りがアーケードのようになっていて全景がわからないが、きれい建物でコインランドリーの横手に玄関口。暖簾は架かっておらず、その上側には立派な屋号。中へ入ると下足場、そしてその先に男女それぞれの入口。

 おっと、意外にも番台だ。外観から、てっきりフロント式かと思っていた。きれいで広い脱衣所。横長で本当に横に長く、しかも手前と奥の2層に分かれている。手前側には、常連用の棚と、その横に縦型の脱衣ロッカーがずらりと並んでいる。どうやら会社帰りのサラリーマンの為にスーツを入れることのできる仕様のようだ(HPによると、たぶん)。その上側にはコミック本がずらり、本当にたくさんずらり。

 そして奥側には普通サイズの脱衣ロッカー。その前面にはマッサージ機がいくつか。奥にはこちらにもコミック本あれこれ。間仕切り壁側にはきれいなドレッサー。奥正面上には、大きな大きなテレビ。その前面にはテーブルと長椅子。テーブル上には新聞や雑誌類多数。浴室入口前には身長系とアナログ体重計。そしてなんと手前と奥の間に別室となった喫煙コーナー。なんでもあるなあ、ここ。とにかく広くて清潔感たっぷりの脱衣所だ。

 それでは浴室へ。こちらはやや手狭?と思えるほど、奥に浴槽、手前に洗い場のカランがびっしり。しかしこちらも横長のスペースで、横手奥にも広がっている。まずは天井、こちらは2段式でナチュラル。奥壁に大きな銭湯アート、富士山と鶴三羽の千切りモザイクタイル絵。これが室内にアクセント、明るい雰囲気を盛りあげる。洗い場のカラン、間仕切り壁側に6つ、島カラン2列両側にそれぞれ4つづつのカラン数。

 奥の壁側の浴槽、これもまた変わったのがあるなぁ・・・、ホットバスだとは。普通の浴槽だが、壁のボタンを押すと釜から直で熱いお湯が出てくるんだと。この仕掛けはまったく初めて見るものだ。その隣には岩盤が浴底に敷かれた岩盤泉。こちらは東京では何度か見かけたもの。さらに隣にはミクロバイブラ、ブクブクの気泡湯。そして超音波気泡風呂のハイパージェットと座り風呂がそれぞれ1つづつ縦に並ぶ。壁のボタンで強力ジェットだ。座り風呂の頭の位置にはステンレスの水枕。

 そして横長スペースのその横奥には、ミストサウナ、さらに奥には露天風呂。岩風呂仕様の本格派、組まれた岩の間からお湯がザザザー。岩壁が刳りぬかれたその先には小さな内庭が見える。ゆったり落ち着いた雰囲気で、これはいい。銭湯の露天風呂では、そうとうグレードが高い。

 とにかく、なんやかんやあれやこれや、あっちもこっちもそっちもこっちも、すべて破格の最新式銭湯。なのに番台というのが、また良いじゃないですか。湯上り後のお楽しみ、飲料類の冷蔵庫も2つあり、種類多し。僕は当然、缶ビール。ビールの種類も3種ほど。もうこりゃたまらんわ。大推薦!の一湯と相成りました。

 

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