石丸温泉

【住所】 香川県仲多度郡琴平町705神明
【営業時間】  
定休日】
【入浴料】 大人¥300  中人¥120  小人¥60
【設備】 深、浅、薬風呂×2
【最寄り駅】 JR琴平駅から徒歩7分



 やってきました、四国は香川の琴平町。琴平町と言えば、言わずと知れた讃岐のこんぴらさん。何と言っても金刀比羅宮でしょう。とっとことっとこ、石段を登ること数10分。上がりましたよ、上まで。ついでに奥社まで、さらに30分ほど。いやぁ、普段から銭湯巡りで鍛えているとは言え(笑)、けっこうたいへんなものがありました。それだけに、達成感もひとしお。しかし翌日、足が筋肉痛でそりゃぁもう・・・

 さて、一仕事終えた後は、お楽しみの入浴タイム。「こんぴら温泉郷」として、各ホテルや旅館で温泉が。さてさてどこにしようか・・・と考えながら歩いていると、メイン通りからちょっと辻に入ったところに、おおおっとぉ、銭湯を発見だぁ!途端にホテルや旅館は脳裏を去り、足はホイサッサと、その銭湯へ。

 建物の周りには塀があり、その塀に横向きに「石丸温泉」。表には暖簾が2つ。扉を開けて中へ入ると、すぐに番台があり、下足箱は番台の横に。そして、そのまま脱衣場に直結。番台の位置が大阪の一般的な銭湯に比べ、かなり高いのが新鮮。天井は、意外と新しめ。部屋の隅にはぶら下り健康器が置かれている。

 浴室へ。おお、なんとも個性的な造り。浴室中央に、楕円形をした主浴槽。その3分の2が深、3分の1が浅。それぞれ背中合わせに、深には2連、浅には1つの超音波ジェットが。

 奥の壁側、中央にボックス型のサウナ。ところが残念ながら、もうやっていなかった。その両隣に、それぞれ岩を配したちょっと岩風呂仕様のバスクリンの薬風呂と漢方の薬風呂。そのレイアウトが独特で、ちょっと不思議な空間を醸し出す。バスクリンの薬風呂側には、その前に小さめの浴槽が。しかし、中には湯も水も張られていない。水道がついていて、蛇口をひねると水がでてきて、たまるようになっている。あれ、勝手に水を張ってもいいのかいな?あかんよなやっぱり、とすぐに止める。

 いやはや本当、ちょっと不思議な味わいの空間を持つ銭湯。タイムスリップと言うよりも、異空間に入り込んだような雰囲気。さっきまで、金刀比羅宮の石段を必死になって上がっていたことなど、すっかり忘れてしまうような。疲れがぶっとびます。

 

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