稲住湯

【住所】 京都府京都市下京区梅小路西中町60
【営業時間】 15:00〜24:00 
定休日】 毎週金曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、浅、寝風呂、水風呂、サウナ
【最寄り駅】 JR京都線西大路駅から徒歩7分



 JRの西大路駅から北東、西大路通の西大路八条交差点から1つ北の交差点を東へ入り少々。七条通からだと、七条御前交差点を南へ行き、松尾大社を越えて少しのところ。昔ながらの佇まいを感じられるような町屋風外観、正面には京都の銭湯らしく暖簾が男女それぞれ2枚かかっている。

 暖簾をくぐると下足場、下足ロッカーの上にはミニミニミニの招き猫他、ミニ人形がいくつか。中へ入る入り口には男女の表示が無いが、表の暖簾どうりに入れば正解。入り口正面には「一日一浴」と手書きで書かれた小さなプレート。うんうんそのとおり、1人うなづきながら中へと入る。

 番台を通り、脱衣所。ゆったりとした、やや広めの脱衣所。板張りの天井は高く、壁は白壁という、レトロ風味の雰囲気。仕切り壁側に長イス、中央のテーブル側には青い木のイス。隅にはデジタル体重計、積まれた脱衣用の黄色プラカゴ。そして飲料類の冷蔵庫横に、なんと生ビールのサーバー。うおおおっ!と思いながら、理由あって飲めずじまいだった私。

 そして浴室へと。浴室中央、縦に並んで浴槽が整列。手前から、主浴槽の浅、深、一番奥に寝風呂。さてこの寝風呂、浴底に超音波ジェットの噴出口らしいものがあるが、故障しているのかジェットの噴出は無し。2連並んだその寝風呂、仰向けになるのがちょうどいいような角度で造られていて、実際に寝ころぶと体にぴったり合うような。ただ少し浅すぎて、体の半分近くが湯舟の上に出てしまうというのが、どうかいなと。そして浴室奥にはサウナ、その反対側には水風呂が設置。水風呂にはライオンの口からざーざーざーと冷水が落下している。

 昔ながらの銭湯雰囲気を残しながらも、シンプルかつ設備充実という、ある意味、京都銭湯らしい銭湯か。惜しむらくは、個人的理由で生ビールを飲めなかったこと。別にビールにこだわることはないかも知れないんですが、でもこれも湯上り後の楽しみの1つですもんねー、と開き直りながら後にする。

 

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