稲荷湯
 
【住所】 東京都葛飾区四つ木4−13−6
【営業時間】 16:00〜22:30 
定休日】 毎週木曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥150  小人¥60
【設備】 浅、超音波気泡風呂、気泡風呂
【最寄り駅】 京成押上線四ツ木駅から徒歩10分 
 


 京成の四ツ木駅から駅前の通りを北、水戸街道を横切り、さらに北へ行った住宅地の中。稲荷湯、正面玄関は改装された様子ではあるが、その上側には千鳥破風の屋根、煙突ニョキッ、どことはなしに旅愁漂うレトロ風味。下足場から中へ入ると、フロントがありロビーがある今風仕様。ロビーにはテレビを囲むようにソファが置かれ、上からシーツがかけられている。飲料類は自販機。

 脱衣所へ。レトロさムード漂う懐古系空間。天井を見上げると、折り上げの格天井だ。床は板張りフローリング。どーんとした木のベンチ、島ロッカー背中合わせ両面、壁側にも脱衣ロッカー。壁側ロッカーは、縦長サイズと通常サイズが混在。ところどころ、鍵無し、フタ無しもあるが、ご愛嬌。昔ながらの脱衣籠も置かれている。浴室入口前には、大きなアナログ体重計、そして昔流行ったぶら下がり健康器。

 浴室へ。おっとっとっ、目にばーんと飛び込んで来るのが銭湯アート。それもホップ・ステップ・ジャンプの3段壁だ。まずは何といっても、奥壁大きな富士山のペンキ絵。「伊豆半島・早川」との署名入り。波しぶき豪快、はじける快感。そしてその下側、熱帯魚のモザイクタイル絵。もう1つ、間仕切壁には、洋館・山々・湖のモザイクタイル絵。このトリプル銭湯アート、どれも定番中の定番、これが一気に3つとも見られるというのは、なかなか無いのではないか。これは見ものだ。

 さてその浴室、天井は高く、2段式の薄い青色で塗られたタイプ。経年劣化は否めない。浴室中央から手前にかけて、両壁に洗い場のカラン、間に島カラン。カラン数、間仕切り壁側4つ(もともとは5つだろうが形跡のみ)、反対壁側7つ、島カラン両側6つづつ。島カランにはシャワー無し、両壁側もところどころシャワー無し。浴室奥には一直線で浴槽。ブクブク気泡湯の深、そして横長浅、浅内に超音波気泡ジェットが3連。お湯は少々熱く、へたれの僕は少々つらい。それも思い出か。

 

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