芋松温泉

【住所】 京都府京都市中京区壬生森町40
【営業時間】 15:00〜23:00 
定休日】 毎週金曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、浅、超音波気泡風呂、薬風呂、電気風呂、水風呂
【最寄り駅】 JR山陰本線二条駅から徒歩10分
阪急京都線西院駅から徒歩10分



 JR二条駅から南西、阪急の西院駅からは北東。細い通りの昔ながらの住宅地に、どどーんと重量級外観の銭湯。なんと言っても、その唐破風正面が渋い。彫刻の施されたその下には、右側から屋号、「芋松温泉」。なんとも渋い。暖簾をくぐる気持ちが、いやがうえにも昂ぶってしまう。

 扉を開けると、すぐに番台と下足場、そして脱衣所という直結タイプ。大阪では無いタイプ。下足箱の数はそれほど多くなく、常連の方々はそのまま靴を脱ぎ捨て状態。もっとも番台からすぐ見えるので、問題無いのでしょう。
 
 そしてそのまま脱衣所へ。京都特有の、黄色い脱衣籠が積まれている。脱衣ロッカーの上にはテレビ。その向かい側にベンチが並べられていて、テレビを見ながらくつろげられるようになっている。浴室入り口前は低い段状になっていて、脱衣所と浴室の境目のようになっている。天井は窓で湯気抜きのようになっており、上から造花が2つ吊り下げられている。

 浴室へ。外観のレトロさとは違い、シンプルながらもあれこれと浴槽が並び、明るい雰囲気。壁側に、深と浅の主浴槽、隣に超音波気泡ジェットが2連。奥に薬風呂と電気風呂。薬風呂の壁には、薬風呂についての手書きの但書き。そして入り口手前横側に水風呂。

 その外観の渋さ、脱衣所のシンプルさともに、時間を忘れさせてくれるような感覚が味わえる。静かに流れる静寂の空間。表に出て、ちょっと行くと、四条通りの喧騒。このギャップを楽しむのも、これまた銭湯巡りの楽しみの1つ。いい時間が流れます。

 

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