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南海の浅香山駅から南、線路沿いの踏み切りの筋を東側すぐ、通りに面してさりげなく佇んでいる銭湯。黄色いテントの下側に、黒バックの看板、赤色やら青色やらのカラフルなネオンでお風呂名ずらずらっと並ぶ。 暖簾をくぐり中へ。おお、下足場が広い！そして番台、脱衣場へ。脱衣場、ほどよくシンプル、空間が広くてうれしくなる。中央には、応接セットの長椅子。座り心地良し。端のほうにも、応接セットの椅子。ぶら下がり健康器やアナログ体重計。天井には２枚羽巨大扇風機。 そして浴室へ。おっと、正面奥の壁に、ずどーんと大きなタイル絵！縦１９枚、横４４枚の描かれた、アルプス風の山々と、その麓の湖畔の風景。なんとも大きく迫力満点。まずはこれにやられました。 浴槽設備は、あれこれ揃って充実内容。 深と浅の主浴槽。浅内、手摺で仕切られた超音波気泡風呂ジェット２連。上下左右４本の強力ジェット。足元にも２本。その隣、バスクリン薬風呂の電気風呂。さらに浴室入り口すぐのところ、スチームサウナと水風呂と。 お湯の売り物は、麦飯石のバイたる温泉。浅の給湯口に、敷き詰められているのが麦飯石のよう。お湯にも自慢あり。 ちょっとした小物ポイント、水風呂の給水口が、リス。リスの足元のから水がざざざー。可愛い一品。 |