宝来湯
 
【住所】 東京都江戸川区江戸川6−12−16
【営業時間】 15:30〜22:00 
定休日】 毎週日曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80
【設備】 浅超音波気泡風呂
【最寄り駅】 東京メトロ葛西駅から徒歩約15分
 


 東京メトロの東西線、葛西駅から環七通りを北へ、ずんずんずんと北上すること約15分ほど、古川親水公園という小川の流れる遊歩道が通りの西側に。その北側辻を西へ入りすぐ、民家の間にひっそりと佇む銭湯。ひっそりと、しかし独特なオーラを醸し出しているその外観、破風屋根と両側に塀という昔ながらの定番スタイル。玄関口には短い「ゆ」の暖簾が架かり、くぐると下足場だ。

 引き戸を開けて中へと入る。番台、そして脱衣所。東京銭湯、やはりフロントが多いかな。番台だとなんか妙にうれしい。こじんまりとした脱衣所落ち着いた雰囲気。天井は格天井、そこから蛍光灯がぶら下がる。床はフローリング。脱衣ロッカーは外壁側に。ロッカー数は12個しかないが、その隣に脱衣籠を置く棚が並んでおり、脱衣用の丸籠が積まれている。間仕切り壁側には大きな鏡、その鑑の下側に壁絵。飲料類の冷蔵庫は、家庭用の冷蔵庫が。

 さて浴室、こちらもこじんまりとした空間だ。天井は2段式、白色に塗られているが、縁が濃い青色というのが珍しい。洗い場のカラン、間仕切り壁側6つ、島カラン1列両側2つづつという、少数タイプ。浴槽は奥壁側に浅の横長浴槽が1つ、その真ん中部分に超音波気泡風呂ジェット2連のペタンと座り込むタイプ。

 そして奥壁に富士山のペンキ絵。2014.8.10.まるみ(「み」を○で囲っている)の署名入り。まだ新しいペンキ絵だ。それと間仕切り壁側、ミニのタイル絵が3つ、川下り、富士山、雪山、の3つのミニタイル絵が並んでいる。

 とにかくこじんまりとしたミニ銭湯、それがなんともいい感じ。落ち着いた雰囲気の空間にどっぷりと浸かると、時をかける少女ならぬ、時をかけるおっさんのタイムスリップ物語の始まりだ。この感覚がたまらんことが、いつまでも銭湯巡りを続けている理由の1つ。醍醐味です。

 

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