【住所】 | 大阪府東大阪市中石切町1−9 |
【営業時間】 | 16:30〜23:00 |
【定休日】 | 月1回程度日曜日 |
【入浴料】 | 大人¥390 中人¥130 小人¥60 |
【設備】 | 深、浅 |
【最寄り駅】 | 近鉄けいはんな線新石切駅から徒歩6分 |
東大阪市の誇る代表的神社、石切神社。お百度参りなど、信仰を集める神社で、その参道に続く商店街は、いろいろと見所いっぱい。その石切神社の西側、旧外環状線と平行して続く細い通り、民家の間からにょきっと見える銭湯の煙突。このあたりで、唯一の銭湯、「宝来湯」。 そのこじんまりとした、昔ながらの佇まい。周囲の風景に溶け込んでいて、注意して見ていないと通り過ぎてしまう。暖簾の上のガラス戸に、直書きされた屋号がなんとも言えずいい感じ。 暖簾をくぐると、こじんまりとした下足場。正面に、傘入れロッカーが設置されているのが、ちょっと珍しい。男女、それぞれの扉を開けて中へ。番台、そして脱衣所。 これまたこじんまりとした脱衣所。時間の流れが止まったかのような雰囲気。車輪付きの大きなアナログ体重計がレトロな一品。男女間仕切壁上には、黄金のマネキ猫。そして天井には、3枚羽根の巨大扇風機。 そして浴室。もう、こちらもこじんまり、ある意味期待を裏切らないシチュエーション。浴槽は、深と浅の2つ。手摺りで仕切られており、浅の方は壁側に沿って上に向かって気泡の泡が。背中を壁にもたれさせると、背中を這うようにブクブクブク、と。これまた、ちょっと珍しい。 さて、石切神社参拝の後、昔ながらこじんまり銭湯での入浴。こりゃもう、なんとも好きもんにはたまらん展開で。今日一日が過ごせたことを、感謝せずにはおれないような。わたしゃ、たまりましぇん。 |