 |
２０１４年５月にリニューアルオープン、ちょうど１年後の訪問となった練馬区は桜台、天然温泉久松湯。たいそう洒落た造りで、たいそう良いお湯らしい、という話は雑誌やＷｅｂ上で得ていた。では行こう、と思いったったが西武池袋線。桜台、池袋駅からすぐなのね。駅の北側、桜台通りを真っ直ぐ北上、しばらく行くと通りの西側に大きな白いどっかの会館かホールのような外観の銭湯が登場だ。 玄関口、自動ドアを入ると、左右に下足場、そして正面にフロント。横手にはロビーが。奥には区切られたスペース、そちらではボディケアなどのリラクゼーション・コーナーのようだ。フロントで料金と共に下足箱のキーを渡すと、脱衣ロッカー用のロッカーカードを手渡される。このカード、脱衣ロッカーのフタの内側に差し込んで表の鍵をかけるというもの。セキュリティ安心カードだ。 フロント横から脱衣所へ。きれいな脱衣ロッカーが並び、先ほどのカードを使用。これをきちんと差し込まないと鍵が回らない。ロッカー前には腰掛け台が２つ。飲料類の自販機が置かれ、缶ビールもありだ。浴室前にはデジタル体重計。余計なものが置かれていない、シンプルな脱衣所だ。 それでは浴室へと入る。これまたきれいで洒落た造りの浴室。白基調の壁と黒基調の床。高い天井、開放感もあり。洗い場は入口側と並行して手前の壁側もいれて３列、それぞれ６つづつのカラン数。当然ながら新しいこともあり、極めて使い勝手が良い。シャワーの出などは最高。また鏡が立体構造で付いており、これまた洒落ている。あかん、形の説明が難しい、パスしますごめん。 浴槽は洗い場と反対側にずらり。浴室入口横手にまずサウナ。別料金だ。その前に立ちシャワーが１つ。そして水風呂。その奥側に広い浅、その浅内に電気風呂と超音波気泡風呂のボタンを押して強力ジェット系が３つ並ぶ。その奥に人口の炭酸泉。シュワーっとする浴感。そしてメインイベント、奥の扉の先に露天風呂、天然温泉。 この露天風呂、ゆったりとした、これまたきれいに整えられたスペース。広めの浴槽には、ああこれはもう・・・と思わず納得。茶褐色の御湯がなみなみとたたえられている。そのお湯、透明度は１０センチほどの濁り湯で、ちょっと舐めてみると、かなり濃厚な塩分だ。匂いは特にしない。とにかく浸かっていると、汗がじわーっと噴出して、浴後もなかなかひかない。これは良い、かなりレベルの高いお湯だ。 いやあ、汗が本当にひかないよう。脱衣所にて、とにかく缶ビールをごくっごくっごくっ、だ。きれいで洒落てて良いお湯沸いている、３拍子揃った最新型銭湯。一度は訪れる価値ありです。 |