日の出湯
 
【住所】 東京都台東区三ノ輪1−15−12
【営業時間】 15:00〜23:30 
定休日】 毎週金曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80 
【設備】 岩盤泉、浅、電気風呂、超音波気泡風呂、薬気泡風呂
【最寄り駅】 東京メトロ日比谷線三ノ輪駅から徒歩約4分 
 


 東京メトロの日比谷線、三ノ輪駅から明治通を南へ、三ノ輪二の交差点を過ぎて土手通を直進で2つめ筋を東へ入ったところ。赤字の「ゆ」の文字とともに、青色バックに屋号のポップな看板が目に入る。これこれお目当てはこれですよ、と正面に立つと、おおっと軽い驚き。その看板とは裏腹に、正面に仰ぎ見た外観の勇ましさよ。破風屋根に唐破風が絡む2段重ね、なんとも立派な外観。入口にはオリジナルの屋号入り短い暖簾、その奥には下足場だ。

 下足場から中へ。扉は半自動ドアとのこと、開けたら勝手に戻るから放っておいてくれという、なかなか珍しい貼り紙。入ると番台なのだが、これが完全にボックス化のようになっていて、すぐにわからなかった。これまたユニーク。そして脱衣所。天井は折り上げの格天井、真ん中白く周りが木の色。そこから洒落た照明が間仕切壁上に吊り下げられている。床はフローリング。外側は庭があり、ガラス戸が開けられていて開放感抜群。なんとも気持ちいい。その内側には木のベンチ、浴室前には大きなアナログ体重計、間仕切壁には大きな鏡、という東京的銭湯スタイル。

 さてそれでは浴室へ。手前側に洗い場のカラン、奥側L字型に各種浴槽という、これまた東京的スタイル。天井は高く2段式、水色に塗られている。そして庭、外壁はガラス戸でその向こう側には庭だ。東京銭湯をあれこれ入って、こんなところあるんだと思うトップが庭だ。贅沢な空間を演出するようなこの仕掛け、関西にはなかなか無い。そして浴室奥壁には竹林の写真壁紙が貼られている。

 各種浴槽。奥壁から間仕切り壁側にかけてL字型に浴槽。向かって左側から、漢方の藥湯気泡湯付き、深の超音波ジェット2連座り風呂、電気風呂、浅、間仕切壁側に岩盤泉。さてこの岩盤泉とはこれいかに。壁の但し書きを見ると、いろんな元素の岩石を粉砕して岩盤にしたものを敷いているらしく、確かに黒い岩盤が浴底と背中の部分に。これで体を芯から暖め、血行をよくするとのことだ。

 と、あれこれあれこれ話題満載楽しみ満載、とてもおいしい銭湯だ。特に浴槽のバラエティさ、これは東京ではけっこうなもんじゃないですか。いわば娯楽系銭湯か。楽しみましょう、お風呂屋さん。 

 

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