【住所】 | 東京都葛飾区堀切1−15−7 |
【営業時間】 | 16:00〜23:00 |
【定休日】 | 毎週金曜日 |
【入浴料】 | 大人¥450 中人¥180 小人¥80 |
【設備】 | 深、浅超音波気泡風呂 |
【最寄り駅】 | 京成京成線堀切菖蒲園駅から徒歩約9分 |
京成の堀切菖蒲園駅から南側、真っ直ぐ南下した位置にある銭湯だが、入り組んだ住宅地の中、ぐにゃぐにゃと細い道が続く通り、とてもじゃないが説明できません。ポイントとしては、駅名になっている堀切菖蒲園、そこから南東100メートルほどのところ。前面広くスペースあり、その奥に一般民家のごとく何気なく佇んでいる。玄関口の両側に塀、そこから木が出ている。東京風の短い暖簾、くぐると木の質感漂う下足場、正面には傘立て。木の扉がいい感じ。 中へ入ると下足場、そして脱衣所だ。広々とした脱衣所。がらーんとした空間、その真ん中に斜めに大きなしまロッカーがどーんと置かれている。これがスペースいっぱい占めている。周り壁3方にも脱衣ロッカーだ。天井を見上げると、もともとの天井の上に板張りにしている?ような感じで、3枚羽根の天井型扇風機がぶら下がっている。外側には庭。もともと池があったのだろう、起伏のある造りだ。 そして浴室へ。手前側洗い場のカラン、奥壁側に浴槽一直線という東京的レイアウト。しかし、あれこれ特色のある造りになっている。天井は高く開放感のある2段式、定番の水色に塗られている。床は細かい豆タイルがびっしり、ところどころにカニや貝のデザインタイルが混じる。洗い場のカラン、間仕切り壁6つ、外壁側と間の島カラン両側5つづつというカラン数。間の島カランにはシャワーは無い。そして奥の壁、ぐにゃっと曲線を描いた形、壁側には岩が配され、岩風呂風になっている。浴底を見ると、鯉などの絵柄入りタイル。深と浅、浅は超音波気泡ジェット2連付きだ。 そして出ました銭湯アート。奥の壁一面に、なんと京都のモザイクタイル絵だ。金閣寺に舞妓さんのいるオリジナリティ溢れる絵柄。関西人のこの私、嗚呼懐かしや・・・と涙さめざめ。そしてもう1つ間仕切壁、こちらには西洋風の風景が広がるモザイクタイル絵がアクセントとなっている。 斜め島ロッカーが目立つ脱衣所、岩風呂風でぐにゃっと浴槽、京都デザインのモザイクタイル絵、いやはやなんとも、あれこれちょっと変わった趣きが楽しめる銭湯だ。全体的には落ち着いた雰囲気で、ゆったりほっこりとできる。これが幸せだ。 |