【住所】 | 京都府京都市南区西九条唐橋町26−6 |
【営業時間】 | 16:00〜23:00 |
【定休日】 | 毎週木曜日 |
【入浴料】 | 大人¥410 中人¥150 小人¥60 |
【設備】 | 深、浅、超音波気泡風呂、電気風呂、スチームサウナ、水風呂 |
【最寄り駅】 | 近鉄京都線東寺駅から徒歩5分 |
弘法大師空海の真言宗の総本山であり、世界遺産の登録もされている東寺。その東寺の東門から東寺通を東へ行くと、近鉄の高架ちょっと手前の筋の南側に、小さな「日の出湯」の看板が掛かっている。その看板の矢印が示すとおり路地に入るとすぐ、左手に大きな木造町屋造りの銭湯が登場。 いやその佇まい、とにかく渋い。ずどーんと大きく貫禄十分。庇の上には簾が横にずらっとかかる。正面、男湯と女湯、それぞれの暖簾。向かって右側男湯、左側女湯。前面にはやや土地に余裕あり、自転車置き場なども設置されている。 扉を開けると、土間がありに右手に下足箱、正面すぐに脱衣所。番台式だが、その肝心の番台は取り払われていて、台が置かれている。それにしても広々とした脱衣所。真ん中あたりに物が置かれていなくて、よけいに広く感じられる。天井は格子状、天井型扇風機のプロペラが回る。脱衣ロッカーは木製で、中央ガラスに数字が張られている。その数字の紙のロッカーを開けた裏側、交通安全の図柄がそれぞれ、というのがなんとも言えない。内庭があり、木と岩と池、そして池には鯉が泳ぐ。その内庭をバックに、テーブルと椅子。隅にはベンチ。イス型マッサージ機にアナログ体重計。そして籐籠と黄プラカゴ。どれもこれも、いい感じ。 しかしその浴室は、あっさりとした今風仕様。天井は経年劣化を感じるが、壁や床、浴槽はきれいに改装されている。間仕切壁側に各種浴槽、手前から電気風呂、超音波気泡ジェット2連の浅、深。その奥にはスチームサウナ、浴室入り口横手には水風呂が。 湯上り後は、しばし脱衣所にて余韻を楽しむ。改めて周りを見渡すと、「あすもあります」という板や、浴室入り口前に掲げられた「男湯」の板などが超渋いものがあれこれ。雰囲気にずっぱまり、こりゃたまらん、いつまでもここにいてたくなってまいりました。帰るのが嫌になりました、ほんとにもう。 |