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国道２２３号線沿い、霧島方面へ向かって安楽温泉を越えた少し先。「きのこの里」の看板が掲げられている蕎麦屋さん。ちょうどお昼で食事のできるところを探していたので、躊躇無くこちらへ。蕎麦やうどんの他に、地鶏刺しなども。う、うまい、美味しいじゃないですか。しっかりと腹ごしらえ、さてそれがすんだら、併設されている温泉へと一直線。 その蕎麦屋のレジで料金を払い、横手の階段から下へと降りる。利用料６００円の休憩室があり、その奥に男女それぞれ「ゆ」の暖簾がかかっている。入ると脱衣所、脱衣籠が棚に並び、ロッカーは有料。浴室の扉が左右２つ、しかし中の浴室は１つ。浴室内、こじんまりとした空間に、湯船が２つ。それぞれ給湯口があり、掛け流しの温泉がざーざーざー。 お湯は褐色がかった濁り湯、若干の金属臭がする。舐めると鉄味。給湯口には茶色の温泉成分が堆積しており、触ると指にどひゃーっと付く。ややぬるっとした浴感で、お肌すべすべ。２つ並んだ浴槽の、向かって右の浴槽はぬるめ、左は熱め。後で調べると、それぞれ泉質が違う？とかいうことのようだが、入浴時は気づかなかった。まあしかし、蕎麦屋の下でこの泉質の温泉、さすが温泉天国だ。窓の外には裏側の渓流が広がっていて、景色も抜群。言うことなし。 |