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「南飛騨国際健康保養地」と名付けられた、飛騨小坂温泉郷。３つの温泉地を抱える小坂町、その中で、シンボル的な日帰り温泉施設が「巌立峡 ひめしゃがの湯」。 レストランや売店なども揃った施設。湯上り後に食事を楽しみ、ゆったりゆっくりと時間を過ごせる。 大浴場に入ると、目をひくのが、茶褐色のお湯の主浴槽。見事な色つきのお湯だが、こちらは無味無臭。 その主浴槽と、間にジャグジーの気泡風呂を挟んで、源泉風呂がある。この源泉風呂、当然のように茶褐色で、透明度はほとんどゼロ。なめてみると鉄味を感じ、鉄錆のような硫黄臭がする。温度は、２４．３℃のため、水風呂に近い。けっこうなインパクトがあり、温泉に入ったぁ〜という充実感を感じられる。 他に、薬草風呂やサウナ、露天風呂などが揃っている。露天風呂は、岩風呂風の造りで、周辺の山々の景色と相まって、のどかでいい感じ。旅情味を感じる。 店先には、飲泉場があり、間欠泉のようにお湯が吹き出ている。やはり茶褐色で、鉄錆のような苦味がする。周りも色が変色しており、素晴らしい。やっぱ温泉は、こうでありたいもんです。 |