東湯
      
【住所】 茨城県日立市弁天1-21-13
【営業時間】 14:30〜23:00  
【定休日】 毎月5、15、25日
【入浴料】 大人¥300
【設備】 深気泡風呂、浅超音波気泡風呂
【最寄り駅】 JR常磐線日立駅から徒歩約11分
    

 
 本日は茨城県、やってきましたはJRの日立駅。この広い面積の茨城県には、もうほとんど銭湯が残っておらず、そのうちの3軒がこの日立駅の界隈にある。そのうち1軒、駅から最も遠いところからと思ってまず1番目、なんと本日お休みの張り紙が。あれま、ついていないわ。けっこう距離歩いたのに。てなわけで、残り2軒を回ることに。

 まずは東湯。JRの駅からだと、中央口を出て西、けやき通りを越えて、まいもーるという商店街の通り、その1本南側の筋をずんずんずん。けやき通りから200メートルちょっと先を南へ入ったところ。周りは民家で、正面に立たないと銭湯とは気づきにくい外観。素朴で簡素、細い煙突が背後にニョキッ。男女それぞれ入口が別、その間に屋号の表札。

 暖簾をよく見ると男湯女湯の表記。しかしくぐって入ると、中は1つ、繋がった細長いスペース。その正面に番台、いやフロントか。入口側を向いて女将さんが座られている。そこか左右。下足箱は無く、靴は下足棚に置いて。カーテンの向こう側、脱衣所へ。こじんまりとしたスペース、天井は低く、床はフローリング。脱衣ロッカーは無く、大きく四角に区切られた脱衣棚と、おふろセットが所狭しと置かれた常連用の脱衣棚。脱衣用丸籠が置かれており、常連さんはこちらを使用されているようだ。中央には大きめの木のベンチ。牛乳類の冷蔵庫あり。浴室入口前にはアナログ体重計。

 そして浴室。ここから浴室はよく見えるので、荷物はけっこう安心だ。こじんまりとしたスペースに、シンプルな空間。天井はむき出しの無骨なコンクリート造り。洗い場のカラン、間仕切り壁側5つ、外壁側6つ、島カラン両側4つづつのカラン数。シャワーがあるのは外壁側だけだ。外壁側の窓ガラスは開いていて、なんか開放感がある。奥壁側に浴槽、深と浅。深はプクップクッとした気泡湯付き、浅は超音波ジェットが2連付き。壁の給湯口が、溶岩を組んだようなところになっていて、そこからお湯がザーザーザー。

 とにかくシンプルで簡素、時間なんか止まっちゃってさー、という不思議な面白さもある銭湯。地方銭湯の醍醐味ってやつですか。現実忘れて、ゴー。
確実に忘れることができる。
  

 

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