東野湯
 
【住所】 京都府京都市山科区東野百拍子町27−3
【営業時間】 15:45〜22:00 
定休日】 毎週月曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、超音波気泡風呂、電気風呂
【最寄り駅】 京都地下鉄東西線東野駅から徒歩5分



 地下鉄の東西線、東野駅から南西。東西線の上を通る外環状線の1本東側通り、その通り沿いに佇む銭湯。木造民家に大きな「ゆ」の看板。正面には男女それぞれ2枚の暖簾が掛かる。その暖簾の間から、中央に木が生えているのが見える。そして屋根の庇を突き破って玄関上に生い茂っている。これはすごい、なんとも言えないインパクトだ。威風堂々、凛とした佇まい。

 暖簾をくぐると、こじんまりとした下足場。カーテンをくぐると番台、少々入り口の段が高い。そしてレトロトロトロ、懐かしの脱衣所空間。こじんまりとした室内、丸椅子がいくつか、仕切り壁前にベンチとテーブルが置かれている。脱衣ロッカーは木製で、小窓のついたタイプ。その小窓にすべて花の写真が入れられていて華やかだ。中には柳行李が入っており、脱衣ロッカーの番号と同じ番号になっている。天井を見上げると、大きめ枠の格天井。これまたいい感じ。

 そして浴室へと。こちらもこじんまり、超こじんまり。時間が止まったかのごとく、懐かしの浴室空間。浴槽は、間仕切壁側の真ん中に深、そして奥の壁側に超音波気泡風呂ジェット2連と電気風呂。間仕切壁側、カランがいくつか、その反対側にはずらりと洗い場のカランが並ぶ。そして脱衣所側にはみだす形でボディシャワー。これだけが新設という感じで面白い。天井は低めで、湯気抜きが大きい。それもまた、懐かしの銭湯空間にはよく似合う。

 さて、かくも素敵なレトロ銭湯、実はこの東野湯で、私の京都銭湯巡り、京都市内は全制覇!無事に終了となりました。苦節何年?3年か4年か忘れましたが、なんとか全部巡ることができました。いやー、いろいろと楽しかった。そういう意味でも感慨深く、忘れがたき銭湯。また機会があれば訪れたい。うちから山科区は少々遠いけれども

 

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