秀の湯
 
【住所】 東京都大田区新蒲田3−26−1
【営業時間】 15:30〜23:00
定休日】 毎週土曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80  
【設備】 深超音波気泡風呂、浅気泡風呂、黒湯気泡風呂
【最寄り駅】 JR京浜東北線蒲田駅から徒歩約18分
 


 JR京浜東北線の蒲田駅の南口を出て駅前通りを線路沿いに南、環八通りを西へ500メートルほど先の新蒲田一交差点を南、300メートルちょっと行ったJR車庫のところを西、300メートル先の南側。正面三角屋根で、その後ろ側に煙突がニョキッ。玄関口上には屋号が掲げられ、その下側にはオリジナルの暖簾が架かる。その暖簾には、「天然鉱泉(「鉱」の字がちょっと違うけどすぐに出ないからゴメン)」の文字。

 暖簾をくぐると下足場。上がった板床、ピカピカに磨かれ、すごくきれい。そして木の自動ドア、入ると番台、脱衣所という昔ながらのスタイル。番台は真っ直ぐ前を向いている。天井は高く、屋根の下型。そして床、やはりピカピカに磨かれたフローリング、めちゃくちゃ気持ち良い。広々とした脱衣所には、中央に島ロッカーが2つ、間に腰掛台。番台横手側にも脱衣ロッカー。外壁側はガラス戸が開けられていて、縁側。出てみると、裏側の煙突が見える。外気がとても心地良い。間仕切り壁には大きな鏡。浴室入口前には、アナログ体重計と洗面台。

 そして浴室へと。こちらも天井は高く、2段式の水色に塗られた伝統的東京銭湯スタイル。奥壁にはどどどーん、出ました富士山のペンキ絵だ。しかもきれい、わりと最近描かれたものなのか。その下側には花模様のタイル絵。間仕切り壁には、アルプスと麓の湖、佇む民家というモザイクタイル絵。なんと銭湯アート、3連チャンの大判振る舞いだ。

 洗い場のカラン、手前から中央に配置。間仕切り壁側7つ、外壁側5つ、間の島カラン2列両側6つづつというカラン数。そして浴槽、奥壁側に一直線に。3槽に分かれており、まずは深の超音波気泡風呂ジェット2連の座り風呂、頭の位置に水枕。その隣に浅で、ブクブクの気泡湯付き。そしてさらに隣、こちらがなんと天然温泉の黒湯、深の気泡湯付きだ。かなり濃い黒湯で、透明度10センチちょっと。とろーりとろとろ、まったりとしたお湯。湯上り後は肌すべだ。

 懐かしい香りのする昔ながらの伝統銭湯、そして天然温泉の黒湯浴槽、ピピッとくる人多いんやないかと思う、素敵な銭湯。巡り会えた奇跡を素直に喜びたい、そう言わずにおれないような。まさに。
 

 銭湯TOP     東京都大田区






















inserted by FC2 system