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南海の貝塚駅から北西。駅前の貝塚中央商店街を抜け、さらに堺阪南線も抜け、その１本海側の道を岸和田方面に向かう。昔ながらの町屋が並ぶ雰囲気の通り、古い旧家の建物と、改築もしくは新築された家屋が混在。その通りに、周囲の風景に違和感なく溶け込んて、何気に飄々と佇む銭湯。そのこじんまりとした外観、暖簾をくぐると少しスペースがあり、正面に手動で開ける普通の家のような扉、開けると下足場で、大きな恵比寿さんのニッコリ笑顔がお出迎え。思わずこちらもニコニコ、そして番台を通り脱衣場へ。 こじんまりとした脱衣場、非常に落ち着いた雰囲気。よく見ると、なんと脱衣ロッカーが上下に２段しかない。そのロッカーの上には、洗面器やらなんやを、ちょいと置くことができる。しかし、その反対側にも脱衣ロッカーが並んでいるので、それほど数が少ないというわけではない。そして、男女間仕切り壁の上には、造花の鉢植えが２個ほど、番台の正面には神棚。 さて浴室へ。やはり、こじんまりとしたスペース。しかし、あれこれとコンパクトに、各種浴槽がずらりと並ぶ。 浴室入ってすぐのところ、スチームサウナと、その反対側に水風呂。 そして浴室中央、間仕切壁側に、深と浅の主浴槽。浴室奥には、一列にずらりと、薬風呂、超音波気泡風呂ジェット２連、電気風呂と並ぶ。 そして、またしても脱衣場。中央に置かれた、よくお店などで見かけるような、青いベンチ。なんとも、余計にあっさりと落ち着いた雰囲気を強調している。いつまでも、ゆっくりとしていたいような勝手な気持ちにグラグラグラ。 |