はすぬま温泉
 
【住所】 東京都大田区西蒲田6−16−11
【営業時間】 15:00〜翌日1:00
【定休日】 毎週火曜日
【入浴料】 大人¥450  中人¥180  小人¥80  
【泉質】 ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性・冷鉱泉)
【設備】 薬風呂、超音波気泡風呂、気泡風呂、サウナ、水風呂
【最寄り駅】 東急池上線蓮沼駅から徒歩約2分
 


 東急池上線の蓮沼駅から北へ続く通り、2つめ筋を東へ入りすぐのところ。ニョキッと延びた四角柱の煙突に、可愛らしいフォントで屋号。「はすぬま」と平仮名屋号というのが、柔らかさとポップさを感じさせる。マンション1階のビル型銭湯、白タイルの壁に半楕円形の窓が3つ。玄関上の看板には、煙突と同じフォントの屋号。暖簾はかかっておらず、入ると下足場、そして自動ドア。

 フロント式、ロビーのある今風仕様の銭湯。ロビーには、しっかりとしたソファやテーブルが置かれたくつろぎ空間。冷蔵庫には飲料類種類多々。そして脱衣所。天井の高さはそこそこ、床はフローリング。脱衣ロッカー、縦長ロッカーに「スーツ用」と書かれているのが面白い。スーツ用、ということは仕事帰りなどに来るサラリーマン客が多いのか?もしくは仕事中だったりして。中央には腰掛け台、間仕切壁側には大きな横長の鏡、浴室入口前には観葉植物。浴室入口は全面ガラスで、お互いがよく見える。

 それでは浴室へと入る。おお、正面奥壁に、豪快な滝のタイル絵だ。いきなりやられました、これは目をひく。そのタイル絵を背景に奥壁に各種浴槽、間仕切り側にも浴槽。浴室中央から手前にかけては洗い場のカラン、外壁側6つ、島カラン2列の1列め両側4つと2列目片側に3つというカラン数。天井は、ビル型銭湯の宿命、やや低めだ。

 各種浴槽あれこれ、外壁側から、ぺたんと座り込むタイプの超音波気泡風呂ジェット2連、隣に電気風呂、そしてその隣に天然汚染の浴槽だ。蒲田名物の黒湯ではなく、茶褐色で無味無臭のすべつるっとしたお湯。そして間仕切り壁側に水風呂だが、これがまたこの天然温泉の水風呂で、ようは冷泉か。かけ流しとの但し書き。水風呂ではあるが、入りやすい冷たさだ。浴後、ぽかぽか感が持続し汗がひかなかった。そして立ちシャワーを挟んで、サウナがある。

 東京の温泉銭湯、特に大田区では特産物のような所謂黒湯、それとは違う泉質の温泉に浸かることができるのが貴重な温泉銭湯。銭湯ファンのみならず、温泉ファンにもアピール度は十分。この界隈の底力を見るようだ。イケイケ、ハスヌマ。
 

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