はりま湯

【住所】 兵庫県姫路市伊伝居432−1
【営業時間】 16:00〜22:00 
定休日】 毎週金曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、浅
【最寄り駅】 JR播但線野里駅から徒歩12分



 JRの播但線、野里駅から南西。播但線の高架と平行して走る県道を南へ進み、大きな看板のある「のざと家具」を越した通りを西へと入る。すると民家へ塀上に「はりま湯」と屋号と矢印の書かれた小さな看板。その矢印に誘われて、細い通りを北へ入ると、お寺の向かいにこじんまりとした素朴な外観の銭湯が。

 実は少し早い時間に来てしまい、まだ開店前。建物前には屋号が掲げられておらず、また暖簾をかけるところも見受けられなくて、何度も前を行ったり来たり。しかし煙突があるよなぁ・・・と思ってうろうろしていると開店となった。暖簾が掛かっていないと、銭湯とは気づかない、そういう佇まい。

 さて念願の開店時間。暖簾をくぐると、12月中旬に訪れたこともあって、下足場にクリスマスツリーが飾られていた。その下足場、土間からやや高めの板張り。引き戸を開けると番台があり、店主はその横に椅子を置いて座られていた。脱衣所は、昔ながらのと言う言葉がはまるような懐古系空間。脱衣ロッカーの半分が、その下に金属製のロッカーが置かれているという珍し系。隅には大きなアナログ体重計。冷蔵庫は置かれていない。

 浴室へ。湯煙立ち込めるその空間、これまたシンプル&素朴な、時間逆回転型レトロ空間だ。浴槽設備はシンプルに、中央奥に深と浅。浅内は、ブクブクブクッと気泡湯付き。床に対して、浴槽の縁が低く、浴槽は深く、首まで浸かると床が目の位置と近くなる。洗い場は両側、間仕切壁側はシャワー付き、反対側はシャワー無し。天井を見上げると、長方形の湯気抜き、その下側に蛍光灯の明かり。

 そのシンプル&素朴な空間、はまりだしたら止まらない。好きな人はたまらんでしょうね。お寺前の細い辻に面したロケーションというのも、ちょいと不思議な雰囲気で面白い。どこはかとはなく旅愁気分が味わえる、かも。

 

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