【住所】 | 奈良県奈良市花園町13 |
【営業時間】 | 12:00〜24:00 |
【定休日】 | 毎月8日 |
【入浴料】 | 大人¥400 中人¥140 小人¥60 |
【設備】 | 深(超音波気泡風呂)、浅、薬風呂 |
【最寄り駅】 | JR桜井線京終駅から徒歩6分 |
JRの東、近鉄の南。いわゆる「ならまち」と言われる界隈、のんびりとした通りがなんとも独特な風情があっていいもんです。そのならまちの一画で、さりげなく営業している銭湯、「花園新温泉」。いちおう最寄りの駅としてはJRの京終駅なのだが、まあ歩きますわね、JRか近鉄か。とにかくぶらぶら、たどり着いたそのお風呂屋さん、正面玄関上にミネラル湯浴泉の赤文字がどーん。ポールの縦看板にもミネラル湯浴泉の文字、そしてなぜか「花園温泉」と「新」の文字が抜けている。 暖簾をくぐり下足場。こじんまりと懐かしい雰囲気。ガラスの引き戸を開けて中へ。こちらと同じ目線の番台、そして脱衣所。こちらの脱衣所、間仕切壁側中心に、あれこれ張り紙やら人形類やらたいへん賑やか。ミニ招き猫(キティちゃん?)やトラッキーや虎模様メガホンや長寿の心得や誰かわからん(すんません)サインや・・・その他、いやほんまたくさん。反対側のd脱衣ロッカーの隅にも七福神人形がずらりずらりずらり、ここにもミニ招き猫(キティちゃん?)付き。緑色のベンチ、床置き平板体重計、マッサージ機、間仕切壁上一面鏡、脱衣ロッカー上に扇風機多数、番台の両横にも扇風機・・・などな、語るところ多すぎて覚え切れていない。 そして浴室へと。こちらはシンプル、しかし非常に個性的。間仕切壁側に主浴槽の深と浅。この深に、なんと久しぶりに見ましたぜの「ヘルスパー」!湯船から突き出た管から四方へジェットが噴出しているという代物、隠れたファンの多い?銭湯アイテムの一つ。そして奥の壁側に漢方の薬風呂。その後ろ壁には湖畔を描いた縦8枚×横16枚のタイル絵。しかもその両横には岩が配されているという、ちょっとした芸術志向。その反対壁側には洗い場のカラン。横長の鏡が特徴か。その壁には、「いい湯だな〜」で始まるミネラル湯浴泉の楽しげなロゴ。ラドン、イオン、トロン、という文字が躍っている。そう、何度も出てくる「ミネラル湯浴泉」、湯冷しにくいポッパポカ、なんともナイスな健康湯。 全体的な雰囲気としては、こじんまりとした昔ながらの銭湯。そしてあれこれ変わった趣向があれこれ。そうそう、脱衣所の壁の張り紙の一つに、「カラオケ」と書かれて料金が。手前にはそれ用と思われるDVDの再生機が。なんと、歌えるんですか、ここ。残念ながら僕の訪問時は歌っておられるお客さんはおられなかったが。しかし、次々訪れるお客さん、みなさんお知り合いで活気のあること。地元の方々に愛されている銭湯、いつまでもがんばって続けられることを。 |