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阪堺線の安立町駅から東へすぐ、住宅地の中に大きな外観の銭湯。どっしりとした建物、高い位置に「浜口温泉」のロゴ。これも高い位置にある縦看板に、各種浴槽名がずらずらずら。それでは早速と、暖簾をくぐる。 脱衣場に入り、ぐるっとまわりを一眺め。番台の対面に、子ども２匹を従えた親招き猫。よく見ると、手のところに「浜口温泉」と屋号が。天井を見上げると、豪華な雰囲気の照明が２つ、その間に３枚羽の天井扇風機。他にも、額に飾られた洋絵画や、ぶら下り健康器。浴室入り口にはすりガラス、海底に裸婦や魚、海藻類がデザインされている。 浴室内、ちょっと他ではあまり見ないようなオリジナルな造り。 まず、浴室中央に、どでーんと縦長で奥の端が丸くなった気泡湯。なんでいきなり？と思わないこともないが、まずはこれ。そして、壁側に、深、浅、浅内に超音波気泡ジェットが２連、その奥にもまた浅。 浴室奥壁側には、スチームサウナ、水風呂、漢方の薬風呂＋半分は電気風呂。水風呂は、リスの乗った木の間から、水がざーざーざーと。 奥には、螺旋階段。上がればそこには、露天風呂。竹を模した和風の造り、ぶくぶくと気泡湯。見上げると、そびえ立つ煙突。 そしてワンポイント、大きなタイル絵。アルプスの山々と麓の民家。雄大なる銭湯アート。 他にも、ところどころに魚のデザインされたタイルが張られたりしていて、ちょっとした見どころが多い。愉快に楽しめます。 |