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箱根温泉、やってきました２回目です。小田原から箱根登山鉄道、その雄大な景色を眺めながら、ちんちんたらたら電車は進む。終点の強羅駅の１つ手前で下車、二ノ平温泉へ。駅を出て、観光スポットの彫刻の森美術館方面へゆるゆると。その美術館を越えたところに、お目当ての共同浴場亀の湯だ。 通りに何気に民家の外観。共同浴場っぽさもあまり感じられないようなさりげなさ。玄関を入ると、誰もいない。こんにちはーっと、めいっぱい元気な声を出すが、誰も出ない。あれれ、無人？受付けをよく見ると、「料金箱」と書かれた紙の箱が。ほんまかいな、と思いながら、とりあえずそちらに入浴料を入れて、上がらせていただく。 浴室はすぐ。手前側女湯、奥側男湯。もちろん男湯へと。架けられた暖簾をくぐるとこじんまーりとした脱衣所。棚に脱衣籠。そしてドア、開けるとこれまたこじんまーりとした浴室。まったくもって超こじんまり。窓側に浴槽が１つこじんまーり。無色透明無味無臭。浴感、ややとろりとした浴感。 浴後、受付けにはやはり誰もおらず。なんかこれでいいのか？と思うが、お金入れたから、まあいいか。受付け前のソファにてしばし扇風機の風をあびる。今日は暑い、めちゃ暑い。そういう夏の昼下がり。 |