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阪急の新伊丹駅から西側、駅前の通りを西へまっすぐ直進、途中五合線を越えてさらに直進、美鈴町交差点を越えて一つ目信号を北へ３００メートルほど行った右手。住宅地の中で、少々わかりづらいか。伊丹市立の「ふらっとふれあいセンター」の建物で、１階がこの「ぎょうぎ温泉」、２階が交流センターになっている。 さすが市営の公共施設だけあり、大きくてきれい。入り口からちょっと横手のところに、各種浴槽が案内されている。入り口には、まずは下足ロッカーが並び、そして入浴券は券売機で購入。市営だけあり、料金は少し安い。目の前には広いロビー、ゆったりとした長椅子が並べられている。入浴券はフロントに渡し、隣の暖簾をくぐって脱衣所へと入る。 脱衣所は市営の公共浴場に共通するような造りで、シンプルな感じ。中央に置かれた腰掛台が台形のちょっと変わった形をしている。洗面台が２つあるドレッサーのコーナーが別室のようになっている。利用は１人１０分までと利用する人のマナーを促している。隅にはデジタル体重計がさりげなく置かれている。 さてそれでは浴室へと。さすが、これまたきれいで新しい設備の数々。まず目に入るのが、中央から少し奥目に設置された円形の浴槽。真ん中ブクブク気泡たっぷりのジャグジーで、入ると４箇所から超音波ジェットが噴出しているのもわかる。なかなか強力で気持ちが良い。奥壁側には、広めの深、そして電気風呂。深は浴槽内に２段の段が付いていて、好みの深さで入ることができるようになっている。そして入り口横手にサウナ、さらに水風呂。カランの洗い場は円形浴槽と反対壁側、背中合わせになるような形でずらりと並んでいる。 とにかくきれいで設備抜群、しかし市営ということもあり全体的にはシンプル。入浴客も多く、賑わっていなさった。これぞ地域の社交場か。なかなかお得感たっぷり。 |