御所の湯

【住所】 京都府京都市右京区太秦安井北御所町4
【営業時間】 15:00〜22:00 
定休日】 毎週金曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、電気風呂、薬風呂、超音波気泡風呂、打たせ湯、水風呂、サウナ
【最寄り駅】 JR嵯峨野線花園駅から徒歩5分



 JR嵯峨野線の花園駅から南東、住宅街の中の銭湯。普通の民家の建物、1階が銭湯。しかしそれにしてもこの屋号、「御所の湯」というのがいかにも京都的だ。外観はちとイメージが違うが、土地柄、これでいいのだ(バカボンパパ)。訪問時、たまたま片方に寄ったのだろう暖簾をくぐると、正面に傘立ての置かれた下足場だ。そして障子風硝子戸を開けると、番台、そして脱衣所。

 すっきりとまとめられた脱衣所。番台頭上には、神棚が祭られている。間仕切壁前には冷蔵庫。反対側に脱衣ロッカー、その上には大入りの額が飾られている。番台横手、引っ込んだスペースに、長椅子とマッサージ機。その横には本棚が置かれていて、文庫本を中心に本がずらり。おいおい、こんなん読み出したら帰れなくなっちゃいますよ、居座っちゃいますよ、と思わざるを得ないような。湯上り後のお楽しみだ。

 それでは浴室へ。こじんまりとした浴室ながら、あれこれと浴槽がいろいろ。特に目に付くのが、中央奥側に設置された丸い円形の深。ほほー、これは珍しい。そしてその深を起点として、ブクブク気泡湯の薬風呂、電気風呂、超音波気泡風呂ジェット2連などが続く。その隣には、別室となった打たせ湯。ボタンを押すと、ステンレスパイプから2連の打たせ湯が落下。さらに浴室入り口両側、片方はサウナ、片方は水風呂。水風呂は、ライオンの口から冷水が落下している。洗い場は両側、間に島カラン。天井には湯気抜き。間仕切壁には、花のイラスト風タイル絵がいくつか並んでいる。

 さて、湯上り後。冷蔵庫の中の豊富なドリンク類をチョイス、引っ込みスペースの長椅子に座って、しばしの時間。隣の本棚を眺めながら、心地よい一時。お客さんも多くて、お年寄りから大学生風の若者まで、けっこう賑わっていた。まだまだ町のお風呂屋さん、みなさん来られますやんかと、ちょいとうれしくなりました。

 

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