五色湯
 
【住所】 東京都豊島区目白5−21−4
【営業時間】 16:30〜24:30  日曜日 14:30〜24:30
定休日】 毎週土曜日
【入浴料】 大人¥460  中人¥180  小人¥80  
【設備】 深浅気泡風呂、浅超音波気泡風呂
【最寄り駅】 西武池袋線椎名町駅から徒歩約3分
 


 西武池袋線の椎名町駅の南口を出て、東側の山手通りの高架をくぐる。駅の南北、どちらを出ても高架と高架下トンネルが目に入るという、なんか面白い光景だ。高架に沿って100メートルほど南側の通りを東へ入り50メートルほど。四角い屋号の書かれた煙突が民家の間から見える。マンション1階のビル型銭湯。向かって右手は駐車場、左手はコインランドリー、その間に挟まれて、丈の長めの2枚の「ゆ」の暖簾が架かる。くぐると下足場、そして紀の扉の自動ドア。

 ビル型銭湯、ということでフロントタイプを予想したのだが、さにあらず、番台式だ。ご主人は番台にはおられず、入口付近に立っておられる。番台周りには、いろいろ物が置かれている。番台の頭上には大きな熊手。脱衣所、間仕切り壁上には、店舗広告の看板がずらり。これ、かなりキッチュで時代が感じられて面白い、注目。外壁側に脱衣ロッカー、中央に島ロッカー。その島ロッカーの上には、ショーケースに並べられたフィギュアがずらり。しかもガンダム系が多い!いや、これは圧巻、僕も注視。浴室入口側には、アナログの体重計、マッサージ機、格子状の木のベンチ、熱帯魚の写真が多々。

 そして浴室へ。天井は低めでフラット。奥壁には、大きなタイル絵、山々と滝の豪快な絵柄。迫力の銭湯アートだ。そのタイル絵の中央、間仕切り壁上側には、時計の周りに産婦人科の病院の広告看板。院長の名前まで入っている。洗い場のカラン、間仕切り壁側8つ、外壁側6つ、間の島カラン2列両側それぞれ7つづつのカラン数。その島カラン2列の間には、大きな柱が。間仕切り壁や入口横手壁、ボタンの花?か、縁をオレンジで彩られたイラストタイル。

 浴室は奥壁側にどーんと横長。ちょっと中央に張りだしている、変則的なちょい台形な横長だ。その浴槽はシンプルに深と浅。深は、ブクブクの気泡湯付き。浅は超音波気泡風呂ジェット3連のペタンと座り込むタイプ。その後ろ壁に沿って岩が配されており、給湯口から岩の間をお湯が流れて浴槽に注がれているという変り種。この光景、ちょっと面白い。

 てな具合、ちょっと目をひくところ面白いところあり、なんか不思議な空間だ。いやはや、いろいろな銭湯があるもんだ。ということを、あらためて認識した次第。
 

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