【住所】 | 大阪府東大阪市吉松2−10−15 |
【営業時間】 | |
【定休日】 | |
【入浴料】 | 大人¥390 中人¥130 小人¥60 |
【設備】 | 深、浅 |
【最寄り駅】 | 近鉄大阪線長瀬駅から徒歩5分 |
近鉄の長瀬駅、東側の駅前商店街の通りから川沿いに南へしばらく行き、いくつ目かの橋を渡って西へ少々。長瀬神社の向かい側、さりげなく、こじんまりと佇む銭湯。「昔ながら」という形容詞が付く、素朴な外観。好きな人にはたまらない、懐古系銭湯。 そのこじんまりとした間口から暖簾をくぐり中へ。これまたこじんまりと下足場。そして番台から脱衣所へ。番台にて、「シャワーも何も無いけどいい?」と事前確認の一言が。そこは一番、元気に「ハイ!」と答えた私。 さて、脱衣所。時間を遡ったかのようなタイムスリップ空間。大きな漢数字の書かれた木のロッカー。天井には、ミニタイプの青色3枚羽根扇風機。「大黒正宗」とたぶん日本酒だろう名称の書かれた、レトロな裸婦画。壁に掛けられた能面や、車付きの大きなアナログ体重計。その一品一品がいやがうえにも雰囲気を盛り上げる。 そして浴室。シンプルに、深と浅、2つの浴槽。その手前、フタがされていたが、かつて「上がり湯」だったような槽が。床は石畳。そして確かに洗い場にシャワーは無い。洗面器の音が響き渡る、静かな空間。 しかしシャワーが無かろうが、だからどうなんや、と思わず開き直りたくなるような。この空間に身をゆだねられること、それが幸せじゃないですか。お好きな方、ぜひ。 |