五香湯

【住所】 京都府京都市下京区黒門通五条上ル柿本町590−1
【営業時間】 14:30〜24:30  日曜日 7:00〜24:00  祝日 11:00〜24:00  
定休日】 毎週月曜日 第3火曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、気泡風呂、ミルキーバス、電気風呂、薬湯、超音波気泡風呂、水風呂、サウナ、塩風呂。
【最寄り駅】 阪急京都線四条大宮駅から徒歩8分 JR嵯峨野線丹波口駅から徒歩8分



 阪急の四条大宮駅から大宮通を南へ真っ直ぐ下り、五条大宮交差点から少し東、1本目の筋を北へ上がりすぐ。JRからだと、丹波口駅から五条通を東、五条大宮の交差点へと。その何気の無い住宅地の通り、どどどどどーんと大きな外観の銭湯が。これは目につきますね、というくらい、大きく洒落たデザインの外観。建物正面、暖簾のかかる入り口から、いざ中へと入る。

 下足場を通り、券売機で入浴券を購入、正面のフロントへと。フロント横にはロビー。さらにそのロビーの奥には飲食コーナーが。けっこう広い面積で、奥にカウンター、その前にはテーブル。飲料類はもちろん、うどんや丼物などもあるみたい。飲食関係で、なかなかここまでされているところは、大阪も含めてそれほど多い数は無い。

 フロント横から暖簾をくぐって脱衣所へと。きれいで、すっきりと清潔感。モダン仕様の銭湯ながら、伝統的京都スタイルとして、脱衣ロッカーの中にはそれぞれ籐籠が入っている。このスタイルだけは崩さない、というのが面白い。そして浴室入り口前には、「バナジウム飲料水」と書かれた装置類一式と、ウォータークーラー。「富士山からの贈り物、あなたの血糖値をすみやかにベストコンディションへと導きます」。なんとまぁ、そりゃグビグビ行きますわな。

 そして浴室へ。一歩入って、しばし見とれてしまう。広い。なんとも広い。その広い浴室内、中央に主浴槽、手前と横の壁側にも浴槽。そして取り囲むように洗い場。それぞれホース付きシャワーが備え付けられている。浴室中央には柱、その柱には立体型擬人デザインタイルがあれこれ貼られ、明るくポップな演出されている。そして2階へ上がる階段もあり、浴室は2層構造となっている。

 さてその1階部分の浴槽構成。中央に4つの浴槽がワンユニット。深とぶくぶく気泡湯付き浅、細かい泡が乳白色なミルキーバス、そして長い電気板が迫力のある電気風呂。浴室入り口横手側には薬湯、浴槽内は寝風呂ジェット1つと浅の構成。また、2階へ上がる階段脇には超音波気泡風呂寝風呂タイプが2連。

 そして2階へ上がる。上がりきったところすぐにサウナ、その前に水風呂。横手には洗い場もある。その洗い場と反対側に進むと、広々としたスペースに、広めの塩風呂がある。ヒマラヤ天然岩塩の湯、浴底には岩塩らしき塊が多数。また、天然鉱石の湯ということで、鉱石が詰まっていると思わしきステンレスの箱が沈められている。浴槽には座れるように木の段が取り付けられており、長湯を誘う。また、この広々としたスペースに、木のベンチも置かれており、なんともゆったりとした時間を過ごすことができる。

 と、かくもあれやこれや特記事項の多い、休日レジャー向けの娯楽型銭湯。この種類の中では最強の域ではないかと思われる。湯上り後はもちろん、飲食コーナーへ直行!と行きたかったのだが、ちょいとワケありで今回は見送り。近くにあれば、うれしいよな・・・と思いながら、今度来るときはもっと時間に余裕があるときに参ります。それでは、また。

 

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