銀閣寺湯

【住所】 京都府京都市左京区浄土寺石橋町32
【営業時間】 15:30〜24:30 
定休日】 毎週土曜日
【入浴料】 大人¥410  中人¥150  小人¥60
【設備】 深、浅、超音波気泡風呂、気泡薬風呂、水風呂、サウナ
【最寄り駅】 JR駅から徒歩5分



 室町幕府8代将軍足利義政建立の銀閣寺。その銀閣寺の側近く、その名もずばり「銀閣寺湯」。白川道今出川の交差点から銀閣寺通を東へすぐ、白川沿いの南へ行ったところ。その渋い佇まいが、周囲の風景に溶け込んで、なんとも風情が感じられる。町屋造りの建物に、千鳥破風屋根の下、暖簾がかかる。玄関横から出ている松の木がまたいい感じ。正面壁の横には、お地蔵さんも鎮座されている。

 暖簾をくぐると下足場。鍵が上に押しあがるタイプの下足箱が並ぶ。そこから中へ入ると、番台があり脱衣所。これまた時代が過去へといやがうえにも飛んでしまう、古き良き空間。籐籠が置かれており、脱衣ロッカーへ入れる。脱衣ロッカーの上には、「I LOVE KYOTO」シリーズの京都風景ポスターがずらりと貼られている。天井は低めで、格子状。番台の横にはくつろぎのスペースが設けられていて、緑色の長椅子、マッサージ機などが置かれている。番台向いの間仕切壁上にはマネキ猫、これがなんと青く塗られたマネキ猫。ちょいと不気味な感じだったりして・・・。

 そして浴室へ。こちらはこじんまりとしつつも、コンパクトに上手くレイアウトされた配置で、各種浴槽あれこれと。間仕切壁側にずらり、各種浴槽。まず手前に脱衣所側にはみ出す形でサウナ。その向いに水風呂。鉢植えを挟んで、ブクブク気泡の薬風呂、生薬じっこうの袋が沈む。そして浅、深の主浴槽。浅は本当に浅く、深は本当に深い。その奥は超音波気泡風呂で、ジェット2連の座り風呂タイプ。一段深くなっているのが、なかなかわかりづらいので要注意。

 以上、渋い外観、落ち着いた雰囲気の脱衣所、設備が整った浴室と、それぞれが味わいのある銭湯。もちろん、銀閣寺参拝は必須事項として、はずせないでしょう。そしてこの渋いお風呂やさんで湯につかる。これが渋い京都観光。

 

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